![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161204/08/aokiiroakamidori/df/97/j/o0480036013813244735.jpg?caw=800)
「写真をみて、戦地で写真をとっていたことより前のことはほとんど思い出したよ。
戦地でのことはまだらで…松岡さんに抱かれてたのも、思い出せないけど匂いと腕のなかで包まれてた感覚は思い出した。」
「俺との出会いは?」
「わからない。」
「記憶をなくしたきっかけは?」
「わからない。」
「死にたくなるくらい、
辛かったことは?」
「なにそれ?何があったの?
教えて智。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161204/08/aokiiroakamidori/cc/fe/j/o0600058913813244744.jpg?caw=800)
「知ったらつらいぞ…、
あの時は松岡さんがかずを支えてたんだ。
かず、抱きたい。
嫌なこと思い出すかもしれないが、
俺がかずの傍にいて支えるから。」
「抱いて、智。
もう、思い出せないことのほうがつらい。
教えて…。」
「先に風呂いっといで。
明日休めるように翔ちゃんに連絡しておくから。」
「翔ちゃん、かずが戦地に行くまでのことはだいたい思い出した。
俺との出会いや戦地でのことの記憶を取り戻したいって、かずが望んでいるから
今からかずを抱く。
明日はかずの傍にいてやりたいから、全部まかせていい?」
「わかったよ、依頼が2件でよかった?」
「頼んだよ。」
俺も風呂に入って、
かずが待つ寝室へ向かった。。