JN病院物語29 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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布団にもどされ、また気持ち良くて、


「もっと……さとし…」

はい、いいました。
今度は覚えています。


「出掛けるの大丈夫か?体つらくないか?ごめん、ついうれしくて、やり過ぎた。」


「大丈夫だよ。僕も気持ち良くて、智のものになってうれしかった。でも今日は橙也 くんとお風呂は入れないよね。」


苦笑いした智が

「橙也 にすら、かずの肌は見せたくないんだよ、俺だけのものだ。」


真っ赤になる僕にキスをして、橙也 くんを迎えに行った。


僕はお弁当を作って橙也 くんを待った。


「ついたよ~」


連絡がきて、鍵を閉めて下におりた。


「にのちゃん、おはよう。」


「おはよう。橙也 くん。お弁当作ってたからお迎え行けなくてごめんね。」


「ありがとう、にのちゃん。お弁当楽しみ♪

にのちゃん、今日は美人さんだね。」


照れるかず、出掛ける前にはしちゃいけないなと反省する。


橙也 くんがみたがってた、仮面ライダーショーをみて、僕は苦手だったから橙也 くんと智がジェットコースターに行ってる間ベンチで座って待っていると、何人かに声をかけられた。
「写真とってください。」
「誰かまってるんですか?」
女の子に囲まれて困っていると

「パパ、お茶ちょうだい。」

橙也 くんが走ってきた。

「お子さんがいるんですね。」

と女の子にたちがさっていった。

「さと~が、にのちゃん救助に行ってこいって。並んでる間もずっとソワソワして見てたよ。もうちょっと待っててね。これ、さと~の帽子かぶっててって。」


橙也 くんが走って智のところに戻るのを見ると目があって笑ってる。


帽子から智の匂いがして、抱かれたことを思い出してしまってあわてちゃった。
大好きだよ、智。


お弁当食べて、また遊んで


最後に観覧車にのろうと
坂をぼるうちに橙也 くんの足が進まなくなって、

「さと~、おんぶして~。」

と智におんぶされ、橙也 くんは寝てしまっていた。


「橙也 くん寝ちゃったね。帰る?」


「せっかくだから乗っていこう。」


観覧車にのって橙也 くんを膝枕して寝かす。


「ありがとう、かず。橙也 がすごく喜んでたよ。」


智が短いキスを何度もしてくれて、


「橙也 、観覧車一番高いところになるぞ」

と起こした。

「もう、ちゅーおわった?」

「やっぱり寝たふりしてたか。」


「にのちゃん、さと~とラブラブ?」

「ラブラブだよ。」

「僕にもちゅーしてよ。」


「橙也 にはこれで充分。」

智が橙也 くんのほほにキスするから、僕も反対のほほにキスをした。