おはようございます。
青木歯科オフィス院長の青木です。
患者様にとって有効な治療があるのに、保険治療の足かせで十分な治療が行えない場合があります。
その際、説明させていただくのが自費治療になります。
自費治療を行う患者様には必ず説明させていただく内容の一つに、
「良い治療結果、良い治療経過には
信頼関係 と
協力 が必要です」
とお話させていただきます。
自費治療だけでなく、保険治療にもあてはまります。
誰しもが、良い治療結果を望むのは当然だと思います。
たまに、 治療すべてを歯科医院側にゆだねる方がいます。
「わからない(理解しようとしてくださらない)ので
先生にまかせるから良い治療をしてくれ」 というスタンスです。
はっきり言って、
この心構えでは、良い治療結果が得られるのは難しいです。
・なぜ、ここまで悪くなってしまったのか?
(現在自覚症状はないが、大きな問題が起きている場合もあります)
・治療しないとどうなるのか?
・では、自分自身(患者様自身)はどうしたらいいのか? どうしたいのか? どうなりたいのか?
理解し、また目的意識を明確にしていただかなければ、良い治療結果は得られません。
これが
協力 です。
そして、もう一つ重要なのが
信頼関係 です。
ご存知だと思いますが、インフォームドコンセント という言葉があります。
当院のホームページでも使用している言葉ではありますが、
インフォームドコンセントとは
「症状や治療内容について
十分な説明を受けたうえで、患者様が自由意思に基づいて医療従事者が提示した治療方針に合意すること」
この中の
十分 は何を持って十分なのでしょうか?
当院のホームページを見ていただければわかると思いますが、 →
こちら(患者様の声)患者様にはわかりやすいように十分説明させていただいているつもりです。
ただ、何一つ漏らさず全てを説明し、理解していただくのは現実的には
残念ですが難しいと思います。(補足が必要な場合、冊子をお渡ししています)
それは、
・専門的な知識が必要になるから
・何一つ漏らさずとなると膨大な時間が必要になるから
(この時間は歯科医師への診療報酬はありません つまり 無償労働です)
・情報を与えすぎて、主旨が何なのか?かえって決断をわかりにくくしてしまうから
などの理由があります。
訴訟大国のアメリカでは 契約における誓約書 が膨大なページ数なんです。
(とても読み切れる量ではなく、日本人が見たら嫌がらせかと思う量)
本で読んだ話ですが、
英語に代表されるヨーロッパ語を使う人たちは、侵略、非侵略を繰り返してきた歴史
があるので、
「根本では理解し合えない」という相手に対する不信感があって、
お互いの立場を明確にしないと関係が結べない性格だからだそうです。
日本人で本当に良かったと思います。
治療をするにしても、当然リスクはありますし、医療に100%はありません。
ただ、リスクのことばかり考えていたら治療できませんし、医療の発展はありません。
歯科医師として患者様の治療を誠心誠意、全力で治療させていただくのは
当然であり、大前提ですが、
何一つ漏らさず全てを説明し、理解していただく必要はあるのでしょうか?
コミュニケーションをとりながら、ある程度の治療を受けた上で、
この先生にまかせたら安心だ。この医院にまかせれば安心だ。
このような信用のもとに、
信頼関係 が成立するのではないでしょうか?
当然、信用がなければそこには
信頼関係 は成立しませんよね。
医師法19条1項には
「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、
正当な理由がなければ
これを拒んではならない」とあります。
ケースによって、信頼関係 と
協力 が得られない場合は
正当な理由 に該当すると思います。
青木歯科オフィスを信頼してくださる患者様に対し、
日々精進して参ります !!
追記
決して保険治療が良くないと言っているわけではなく、
日本は現在において(将来はわかりませんが… )、良い治療を安く受けられる
最高の国だと思います。
それが日本の健康保険制度です。
そして、保険証がこの健康保険制度を受けられる 証 です。
ですから、初診で診察を受ける際保険証の提示は当然ですし、
(緊急を要する場合は後日の提示で結構です)
保険証の毎月提示を面倒だとは思わないで下さい。
→これは保険未加入患者(有効期限切れの保険証含む)の保険診療を防ぐためです。
ましてや、分かっていての有効期限切れの保険証での診察、 診療費の未払い
は絶対にやめて下さい !!
長文読んでいただきありがとうございました。