今日は子供達と一緒にアニメ映画、
カーズ3を観に行ってきました。初日です。
そのあとは、アウトレットモールで買い物をし、
ビュッフェで夜ご飯を食べて帰ってきました。
なーんて、書くと
ごくごく普通の日常のようですが、
これ、以前の我が家ではありえないことでした。
というのも、
以前の私はとてもこだわりが強く、
ストイック、
子供にアニメを見せたら危険、
テレビ、アニメ、ゲーム、キャラもの
一切禁止！ という母親でした…
食べるものに関しても、
添加物はもってのほか、
材料もオーガニックにとことんこだわり、
無肥料無農薬、固定種でなければダメ、
肉は無投薬、魚は天然は必須、
甘いものも虫歯になります、
脳にダメージがあります、
絶対にいけません！
外食はどんなお水、
どんなお鍋で料理しているかもわからない、
塩素やトリハロメタン、放射能漏の害、
アルミ鍋の害、電磁波などの害など、
とにかくありとあらゆる事が気になり、
一時はどこへも行けず、ほぼ、毎日毎食、
何から何まで手作りしなければ気が済まない状態でした。
私はそれが万人にとって正しいことで、
子供達を守ることだと信じてやまず…
毒親と呼ばれない為に、
ダメと言われているものは
子供達の目に手に触れさせないように、
徹底的に排除していました。
結果的に私は何の為に生きているのか
わからなくなり、生きる楽しみを、
生きる目的さえをも見失ってしまいました。
子供達もさぞ息苦しい家であったことでしょう。
それが、今や色んな規制がなくなり、
こだわりは自分だけのものであり、
そのこだわりを自分の子供にも、人にも
強要することがほとんどなくなりました。
（主人にはまだ時々やってますがね…）
我ながら、よく変わったと思います。
ここまで徹底していたこだわりを
手離せるようになるまで
とても長い険しい道のりではありましたが、
今は軸を戻す方法がわかっているので、
すこしくらいずれても、羽目を外しても
ある程度は許容できるようになりました。
子供達ものびのび元気に、
前よりずっと表情が明るくなりました。
そして何よりも私自身とても生きやすくなりました。
霊（たま）は魂（たましい）から
「しい」が、なくなった状態。
「しい」とは、〇〇しいという、
感情や欲のこと。
楽しい、美味しい、欲しい、嬉しい、
悲しい、憎らしい、などなど、
そんな気持ちがあるのは生きている証拠、
魂がある証拠。
特に子供はまだまだ
その「しい」をたくさん見つけて、
魂が大きく成長する時、どんなものであれ、
その成長を親が止めることはできないとわかりました。
ひとつひとつ一緒に経験してあげて、
たくさんの喜びと失敗、学びを繰り返し、
使命に向かって成長していくんです。
私達もみんなそうだったはず。
その魂が成長したいという純粋なる欲求を、
あるいは使命に向かう道のりを、
例え親であっても止めることはできないのです。
失敗は買ってでもしろ。
可愛い子には旅をさせよ。
