今朝の朝ドラで
母「お母ちゃん、あんたのことどう思ってるか知ってる?」
子「知ってる、好きや」
母「好きちゃうわ、大好きや」
子「そうや、大好きや」
母「ほな、その大好きやいうのをここ(胸)に留めて、今からの話聞き」
母「あほかー、こんなん全然あかん!やるって言うたんやったら責任もってやり」
といった会話がありました。
大好きだからその相手のために、嫌われることも言うのです。
教えるだけの相手ならここまで言いませんが、
育てる相手だから嫌われるようなことを言うのです。
そして、昨日私が書いていた、
「育てる」と「教える」の違いはまさにこれ。
昨日、ふと、
「教えるのは100人でもできるけど、育てるのは3人が限界やな」と思ってたんです。
子だくさん母ちゃんにはなれへん。
人を育てるって、子どもを育てるのと同じで、
骨身を削って育ててます。
着物を着られるようになるには、「教える」作業だけで済みますが、
着付けをお仕事にしようと考えているのであれば「育てる」必要があります。
着付けレッスンだけをしてたときは、
1週間に40人くらいの生徒さんを受け付けてましたが、
自分が育てるというフェーズに移行してからは、
一週間にお迎えする生徒さんの数は、半数くらいに減らしてます。
全体の生徒さんを半数に減らしたら生徒さんの名前を覚えられないということもなくなったし、
わたしには今がちょうどいい感じです^^;
そして、着付け講師養成講座は、年3名限定。
その分お待たせしてしまってますが、
生徒さんとはお一人お一人ととても濃厚なお付き合いをさせてもらっているし、
通ってくださっている方の満足度はかなり上がっていると思います。
育てた生徒さんたちは、我が子と同じように思うから、結果を出してほしいと思うし、
我が子がぐうたらしてたら腹が立つのと同様に、
我が子と同じような存在が、やる言うてやってなかったら腹が立つわけですね。
え。腹立ててるん?笑
いや、腹は立たへんけど、悲しくはなります。
講座が終わったらハイ終了という関係だったら、
「伝えることは伝えたから、後は自分でやってな」
で済むんですけどね。
そんなことをいう私に、以前、
「だけど、生徒さんはスモールステップで満足してて、
結果出したいとは思ってないんじゃない?」と言われました。
確かに、スモールステップで満足する方もあるから、
私と同じだけ努力をしろとは言いませんが、
私みたいになりたいというなら、
私からの仕事を受けるなら、
私と同じくらい本気でやってねと思います。
ちなみに私が心がけているのは、
圧倒的努力。
私自身、人並みの努力で結果が出るほど、天才だとは思ってないから、
人と比べてとかではなく、自分ができる最大限の努力をしてきたし、今もしてます。
集客活動にせよ、
着付けの練習にせよ、
です。
時代の流れ的に、「強みを使って結果を出す」という傾向にあり、
=「頑張るのはダサい」とみたいに思われている方も多いですが、
それは、「自分の得意なことを伸ばす」という意味であって、
「頑張らなくても結果が出る」というわけではない。
どうしたらそんなに頑張れるのですか?
と聞かれましたが、
私が着付け講師になる目的は
「着付けの先生になりたい」のではなくて、
「生徒さんに喜んでもらいたい」から、
そのためには、生徒さんに来てもらわないと、
生徒さんを幸せにするところまでたどり着けないからです。
やるならやる。
引き受けたなら責任もってやる。
「着付け講師養成講座」へのお申し込みをいただいてますが、
私も
「こんなん全然あかん!やるって言うたんやったら責任もってやり」
っていうから覚悟しててな・笑
この文面で笑ってるのが逆に怖い!?
私も本気で向き合うので、本気で挑んできてね♡
ちなみに、人柄的に、めっちゃ期待してます!!!
人間力、大事。
着付けも人生も思いのままに
きものライフスタイルコーチ 松嵜まゆみ
いつも、応援ありがとうございます。
いいね!の代わりに押していただけると嬉しいです。
お仕事のご依頼はこちらからお願いします。
▶ お問合せフォーム