妄想*海の日に(大宮 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです


おはようございます^^
今日は海の日ですね。
私は仕事ですが(笑 世間的には連休の人も多いよね!

そんな訳で 久々のお話投下ですが
緩いです。
この間のお酒で うふふな話もいつか書いてみたいですけど
今日は 軽く読めるものにしました。

お休み、または仕事合間の ヒマつぶしにでもどんぞ♪

以下、完全フィクションです。
ただの妄想なので 興味のない方は
スッキリスッパリ いつものごとく華麗にスルーしてやってくださいませ^^


yaco



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どうして私はここにいるんでしたっけ?


さっきまで笑顔だった空も
どんより曇って困り顔だ


「何してんだよ、ニノ!こっち」

そうリーダーに呼ばれ振りかえれば
雲なんか吹き飛ばしてしまいそうな太陽みたいに嬉しそうな
アナタの顔があった

「確かに釣りをしたいって言ったのは私ですけど…」

言葉の綾…
アナタとただ一緒にどこかに行ければどこでも良かっただけで

大体、俺 船 乗れねぇじゃん!


はあ、っと溜息をつくと

腕を引っ張られ 大衆の香りがする一軒の民家に連れてこられる。
そして有無を言わさず
無造作に置かれた木製の椅子に座らされた。

「え?」

「今日は 波が高いから、船出せるか分からんって
船長に言われたからさ。予定変更!」

その言葉に 胸を撫で下ろしていると
「まあ、今日のメインはこっちだから」
そう言いながらアナタは笑顔で腕まくりを始めた

「ニノ船乗れないからつまんないだろ?」
「そう…ですね」

やっぱり、そこ気にしててくれたんですね…
嬉しさで 思わずにやける顔を必死で静める

すると 親指を クイクイっと店の奥にある水槽に向けた

「? 魚 沢山泳いでますけど 私種類なんて分かりませんよ」
「違うよ、あそこにデカイのいんだろ?」
「…あれですか?」
なんだか眠そうにゆったり泳ぐ青味がかった魚が泳いでいる

「アナタみたいですね」
そう冗談を言えば
「あれ、昨日 俺が釣ったんだよ」

そう 満面の笑顔で答える
自信に溢れたリーダーの顔に思わず吹き出していた

「アナタ、昨日 仕事あった筈…」
「その後 ちょっと…」
言いながら 釣りのジェスチャーをして
目を泳がせてみせる姿に また笑いが込み上げる

「ああ、もう!敵いませんよ。アナタには」


その後、水槽から取り出された その魚が
リーダーの手によって見事に裁かれていく

俺は まじまじと 鮮やかに動く彼の手の動きを追っていた

「何だか贅沢ですね…」


俺は アナタのダンスも歌も近くで感じる事は出来るけど
本当はいつもこうして 向かい合って ずっとアナタを見ていたいんだ…


「うまい!」
裁きながら摘む姿も


「ほら ニノ!」


そう魚を差し出す どこまでも嬉しそうな顔も


雲った空から一筋の光が零れて
海面を照らす風景を窓から眺めながら




「さっきより波が 穏やかですよ」


















 




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