妄想*恋の蕾(2 | 青と虹色 ~嵐*大野智さん*天然+大宮~

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大野智さんfanブログ。 愛されリーダー+仲良し嵐5人が大好きです

※以下妄想ストーリー(完全フィクション)です
実在の人物・団体とは一切関係ありません。


苦手な方は華麗に、スルーでお願いします


※おさらいはこちらからどうぞ  妄想*恋の蕾(1)~







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「俺にも チャンス    ある かな?」

 

彼の言葉が 私の動きを止めていく


今  なんて…


そう思った時には 彼は何事もなかったかのように 
既に席を立ち



「ありがとうございました」

そう言って軽く会釈をすると
教室から消えて行った






彼の冗談…
そう  よね…





私は一つ息を吐くと
一人だけの教室を あとにした


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目眩がする………







数日前から意味もなく眠れない日々…

浮かぶのは彼の姿…



これじゃ まるで………


そんな筈ない。
それに私は生徒を守る立場にいる者
過ちを犯してはいけない。








教室の前を通り過ぎる


生徒達が楽しそうに話す声

彼は一人でいる事が多かったが
皆がそれを放っておかない所があり


柔らかい空気を包むように
彼の周りには常に誰かがいる構図になっていた



女の子とも…普通に話したりするんだ ね…


ズ キ      ン…





ふと、彼と目が合った気がした。


私は視線を自分の歩くべき方向へと戻し
歩を進める


大丈夫…  まだ    だい    …










気持ち が   わるい…








私は目の前が黒くなるのを感じ
柱にもたれる様に座り込んだ。



「…先生?」


後ろから呼ばれて振り向くと
大野くんが立っていた。

「大丈夫、ですか?」


私は何とか笑顔を作り
「ごめんなさい…大丈夫よ…」
そう 言って立ち上がろうとするものの
脚に力が入らず立つ事が出来ない


「つかまって」

彼はそう言うと私の腕を自分の首にまわし
支える様に立ち上がる。
「保健室まで歩ける?」
そして ゆっくりと歩き始めた


こんな所…誰かに見られたら…

そう思ったけれど
幸い 帰りのホームルームが始まっているらしく
廊下に人影は見当たらない

教室を避ける様に 階段へと移動する。

「本当は抱えて行きたいけど…まずいだろ?」
「ごめんなさい…」

彼の言葉に 自分の事しか考えていないと気付き 恥ずかしくなる…


保健室に辿り着くと
担当の女性教論が私の状況を見るなり
ベッドで休む様、勧めてくれた

「ご迷惑おかけしてすみません…」
私は彼にもお礼を言うと
ゆっくりと横になった

彼は 担当の先生に
「よろしくお願いします」と言うと
自分の教室へと帰って行った


私は冷えたタオルをもらうと
そのまま静かに眠りに落ちた。







どれ位…眠っていたのだろう

カチリ と

鍵のかかる音がして目が覚める。



久しぶりにゆっくりと休めた おかげか
体調も すっかり良くなっていた

「先生…具合  どう?」

心配して来てくれたのか…
大野くんが神妙な面持ちでいた

私は何だか申し訳ない気持ちで一杯になる

「担当の…先生は?」
「俺と行き違いに帰ったよ。落ち着くまでいていいってさ」

「そう…。   ごめんなさいね 大野くんにも…迷惑かけたわね

私は大丈夫だから 

もう、帰る時間でしょ?」
そう問いかけると

「うん、そっか  良かった」
彼は私に笑顔を向ける




「じゃあさ、


…迷惑かけたお返しに 何か  してくれる?」

「え…何かって?」

「うん…。   また 俺に個別授業して欲しいんだけど…」


「ああ…この間の続きね」
私は 何を言われるのかと警戒していたが
ほっと安堵する。



「あれで良かったら、今度また 教室で…ね

笑顔で そう、言いかけると




「違うよ…  


   







 今、   ここで… だよ。







彼は ベッドと壁に手をつけると
私を挟む様に身を屈め

私の唇を奪っていく________











もう…

だめ











波に呑み込まれる様に 私は深く 堕ちていった





 
 




 











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…ううう 攻める智がめちゃ楽しい;
…| 壁 |д・) ///

でも この後 どうしましょうか…。 (続 く…?

yaco