乳ガン発覚からの家族の日々を忘れずに記録…… -2ページ目

乳ガン発覚からの家族の日々を忘れずに記録……

乳ガンを告知されてからの日々を書いてます。愛犬のトイプーの笑えて癒される日々も(*´∀`)

今年、二十歳になる大学生の息子


大事なこと以外は、ほぼ放置
自分の判断に任せています

大学も、自分で決め、AO推薦?なるもので結果を出したようで、私が関わったのは入学金を払いに行ったぐらい


食費や、都内への交通費、携帯代、は払っていますが、奨学金をもらい足りない分の学費はバイト代から払っています


よく、頑張り
よく、遊んでいると思います

昔はAKBにとち狂い……
お年玉やらお金は握手会の為のCD購入にあて、よくけんかをしました

そんな彼も、大学生になり
オシャレに目覚め、彼女が出来てAKBからやっと卒業

集めたグッズも売りさばき、目が覚めたようです


ただ、遊び方がかわり、お金が必要
今年は、相談もなしに彼女との旅行を計画

かなり遊んでいます

で、今朝いきなり

「今月から、学費の分減らすから」と言い出した

毎日、50000入れてもらい、余ったぶんを貯蓄している通帳を彼は見たからだ。
貯蓄しているのは、就職活動でバイトができなかった場合のためになのだ。

娘も高校受験がある
息子は、高校受験に失敗し、私立高に進んだ。
落ちるなんて考えてもいなかったため、突然の金策に苦労をした。

何とか3年間、通わせることができたが、娘の受験だってどうなるかはわからないのだ

親の心なんてわからないのはわかっている

親だから、出来ることはしてあげるのが義務だ

ただ、彼は
私の母に、甘やかされ……
私の妹にも甘やかされ……育ってきたあまちゃんだ

お金に関して、困ってきたことはない




「お母さん、ガンになって働けないんだよ?今までは、交通費やら払ってたけど、これからは働けないかもしれないからわからない状況。その意味わかる?貯金もなくてもしもに備えて貯めておかないといけない現実わかってないよね」


問いかけても、金がほしい彼には伝わらない

でも、それは親として譲れない


自分がガンになって、貯蓄がどんなに大事だかを痛感した


ガン保険、入っとけば良かった

一時金だいじ

検査やら、通院が一番かかるのだ


先が見えないのは、現実な訳で


明日どうなるかなんて、誰にもわからないのだ


だからといって、おもむくまま、好き勝手にしていいというのは違う


備える、準備をする、我慢する

まだ見ぬ未来に向けて、出来ることは沢山あるわけで、子供な彼にはわからない現実

今は、未成年
実家にいる限り、我が家のルールは守ってもらう


ただ、考えてもらいたかった

あなたのお母さんはガンなんだと


生きたいけど、どうなるのかわからない体なんだと


哀れんで欲しいわけでもなく、自分の主張しかしていない自分の発言に気付いてもらいたかった


言葉は発してしまったら、取り消せないわけで……


彼は言ってはいけない事をいった


とても、ショックでした


出掛ける前に、感情的になりいってしまったと言ってきたが

私は、振り返りませんでした


許すことは出来なかった