ちょっとした幸せを感じる瞬間は?
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うちの娘3歳の咲花(さきか)3歳の為に、姉の娘である夢亜(むあ)がもう小学生だから遊ばなくなったということで大事にしていた着せ替え人形のミカちゃんをくれた。
咲花はとてもミカちゃん人形を喜んでいた。
私も経済的に苦しくなかなかおもちゃを買ってあげることができなかったからお古とは言え嬉しかった。
「むーちゃん、本当に咲花にあげちゃって良かったの?」
「だってもう遊ばないし咲ちゃんが遊んでくれた方がミカちゃんも嬉しいと思う。うちは今アイドルが好きだから」
夢亜は小学4年生になり学校ではアイドルが流行っているとのこと。
もうお人形遊びを卒業している子が多いらしい。
しかし、咲花の遊び方はかなり豪快だった。
ロングヘアーがキレイだったミカちゃん人形の髪の毛を切ってしまったのだ。
「あーーーーなんてことを!!」
と思ったけど、私も小さいことに同じことをやらかしてしまったことがあることを思い出した。
しかし、咲花の遊びはかなり豪快であり、なんと顔にクレヨンやペンを使ってラクガキをしてしまったのだ。
「あーーーー咲ちゃん!そんなことしたら落ちないじゃない!!」
「ママみたいにお化粧しているんだよ」
全く反省する様子はなく化粧をしていると言うのだ。
咲花の従姉妹にも当たる人形をくれた夢亜がまた家に遊びに来た。
夢亜が小さい頃大事に遊んでいた人形がこんな状態にされてしまっているのを見てショックを受けるのではないかと思った。
「あーーーウチのあげたミカちゃん!!」
そのように言う夢亜、これは怒られると思った。
「きゃははははは、咲ちゃんかなり派手にやったね☆パリコレ出られそうだね☆」
怒るのかと思いきや、変貌した人形の姿を見て笑い出してパリコレに出られそうなんて余裕だった。
もちろん小さい咲花にはパリコレなんて言葉は通じない。
「今は個性の時代なんだよ。1人1人違ってみんないいってマンガに書いてた。これでミカちゃんは個性的になったね。咲ちゃんの将来が楽しみ楽しみ」
夢亜はとても大人な発言をしていた。
「夢亜ちゃん大事にしていたのに本当にごめんね~」
「あんま遊んでなかったし咲ちゃんに気に入ってもらえて嬉しい」
その時少し遅れてやって来たのが駐車場に車を停めに行っていた夢亜の母で私の姉である絵美だ。
「あ、おかーさん来た」
「きゃーーー何これ!!」
絵美は咲花がもらったミカちゃん人形の変貌を見て悲鳴を上げた。
「お姉ちゃん本当ごめんね…うちの咲ってば…」
「ちょっと…夢亜が大事にしていたミカちゃんをこんな姿にするってどうなってんの?夢亜はこんなこと全くしなかったし咲ちゃんって頭大丈夫なの?」
人形の変わり果てた姿を見てかなりショックだったらしかったが、正直実の姉とは言え娘のことを悪く言われたことにはイラっとした。
「お姉ちゃんごめんなさい…せっかく夢亜ちゃんがくれたのに…」
「このミカちゃんはね、夢亜の1歳の誕生日に買ったの。でも対象年齢が3歳以上だったから2年間ずっと保管していて3歳になってやっと渡せた大事なプレゼントなの。それなのに髪の毛は切るは顔にラクガキするわって神経が理解できない!」
「おかーさんいいじゃん、今は個性の時代。パリコレみたいでいいじゃん」
「夢亜は黙ってなさい!」
咲花のことを睨みつけるものの、咲花は自分が怒られているということに気付いていない模様。
それがせめてもの救いである。
「もう咲ちゃんに夢亜の物は何もあげられないわね。こうやって物を粗末に扱うんだもん。利美(りみ)も育て方が悪いんじゃない?」
「咲ちゃん、おばちゃん、バイバイ」
まだ来たばかりだと言うのに姉の絵美は夢亜を連れて帰ってしまった。
私はその後メッセージアプリで姉の絵美に謝罪の言葉を送ったが、既読になることはなかった。
どうやらブロックされてしまった可能性が高いようだ。
なぜこの程度のことでブロックしないといけないのか?と思った。
3日後くらいに実家の母親から電話が掛かって来た。
「利美、絵美の話聞いた?」
既読にもならずブロックをされているのだから当然何も聞いているはずもない。
「何?何も聞いてないし、というか聞いてよ、お姉ちゃんってば…」
「絵美の髪の毛がごそっと抜け落ちたんだって!」
姉の愚痴を話そうとしたら衝撃的なことを言われた。
「ちょっと画像送るから見て!」
一度電話を切って母が姉の画像を送信して来た。
そこには確かにロングヘアが自慢だった姉の髪の毛がかなり短くなっている姿が写っていた。
ハゲていると言うよりかは、ショートカットでもなく髪の毛をブツブツ切られたという感じの状態だった。
母から聞いた話、特に美容院などにも行っておらず、起きている時に突然このような姿になったとのこと。
あまりにも信じがたい話だったが、その姿というのが夢亜からもらって咲花が髪の毛をズタズタに切ってしまったミカちゃん人形そのものだった。
姉はそのような姿では仕事に行けないという理由で、ウィッグを購入してウィッグ姿で仕事に行くようになったと言う。
どうやら同僚たちには自慢だったロングヘアを切って髪型を変えたことに関して色々質問責めに遭っているらしい。
こんな不思議なこともあるんだなと思ったが、まだそれでは終わらなかった。
姉が最後に訪問して一週間後、また母から電話が掛かって来た。
「もしもーしなーにー?」
「絵美の顔、突然ラクガキだらけになってたんだって!もちろん夢亜ちゃんはそんなことする年齢じゃないし、突然こんな顔になって泣いてて…」
ラクガキだらけの顔になっていると聞いてびっくりした。
「ちょっと写真送るからまた見て!」
「送らなくていいから!」
どうやら母は絵美の家に来ていて一緒にいるらしい。
間もなく画像が送信されて来たが、本当にその顔はまさにメイクではなくラクガキをされたような痕跡がたくさんあった。
どんな石鹸や洗顔フォームを使っても顔のラクガキは落ちることはなかった。
母が付き添いをして美容外科に相談をしに行ったが、難しそうな顔をされたと言う。
顔のラクガキも、咲花がもらった人形と同じような状態になっていた。
絵美は一身上の都合で長期休暇を取ることにした。
ひどいことを言われた挙句、メッセージアプリも未読のままブロックされて嫌な気分。
けど私にとってはたった1人の姉だから、変わり果ててしまった絵美が気掛かりで仕方なかった。
姉と話したいと思ったものの、どうやら電話までもが着信拒否をされてしまっていたようで出ることはなかった。
姉と喧嘩は何度もしたことはあるけど、ここまで怒らせたことはなかった。
余程姉にとってあの人形は思い入れの強い物だったのだろうか。
相変わらず娘の咲花は夢亜いわく「パリコレ」化したミカちゃん人形で遊んでいた。
どうやらかなり気に入ったようである。
こんなに可愛がっているのだから、作り方を調べて人形の服でも作ってあげようかなと思ったその時のことである。
咲花がなんと、ミカちゃん人形の顔を胴体から取り外してしまったのだ!
まさか3歳児にこんな力があるとは…。
そんなことよりも抜いてしまった頭は元に戻せるのか私はパニックになってしまった。
「咲!こんなことしたらミカちゃんかわいそうでしょ!なにやってるのもう~!!」
もしこんな光景を夢亜が見たら何と言うだろうか。
もし姉が見てしまったら今までにないくらい発狂して何をして来るか分からないと思った。
パニックになった私はネットで人形の頭は元に戻せるかスマホで検索をした。
そしたら破損などがない限りは簡単に戻せるということが分かりほっとした。
すぐに戻すことができたのでこれで一件落着だ。
その日の夜のこと、母から電話が掛かって来た。
「絵美が意識不明で救急搬送された。今お母さんと夢亜ちゃんと病院にいる」
なんと、姉が意識不明で救急搬送をされたとのこと。
救急車を呼んだのは1人っ子である夢亜で、急いで旦那さんも駆け付けるとのこと。
「夢亜ちゃんの話だと、倒れる前に首がすごく痛いと言ってたんだって。よく分からないけど首って太い血管通ってるから怖いよね…」
今日の昼間、咲花はミカちゃん人形の頭を取り外してしまった。
その直後のことだからゾっとした。
その日は大事を取って入院し、原因は様々な検査をしたが分からなかったと言う。
翌日には退院をし、自宅で安静にするように言われたとのこと。
ちなみに顔のラクガキはまだ取れていない為、医師や看護師などはまずそれに驚いていたと言う。
「絵美さんのこと心配だね。ていうかあの人形お焚き上げしてもらった方がいいんじゃない?」
旦那の幸太郎も姉の心配をしていて、人形のお焚き上げを提案して来た。
「う~ん…でも咲花が気に入って手放さないのよ…」
「でも普通に考えてヤバくね?人形にしたことが絵美さんに起きてるって普通ありえないって」
「そうだよね…人形供養している所調べてみようか…」
因果関係があるかは分からないが、人形供養をしている場所がないかどうかネットで調べてみることにした。
母と姉は連絡を取っており、姉は無期限で休職することにしたとのこと。
現在は自宅に引きこもっていると言うが、まだ首の痛みを訴えることがあるとのことで湿布を貼ってもよくならないと言う。
人形供養を近くでできる所は見つかったが、定期的に供養祭が行われており、まとめてしているのでいつでも持って行けばできるものではないとのこと。
次の供養祭まではまだ日数が結構あるが、咲花は相変わらず人形を肌身離さずに持っている。
その時、またミカちゃん人形の頭を取ってしまった。
「あ~またこんなことして!」
人形の頭は元に戻せることは知ったので、前回のようにパニックになることはなかった。
だが、咲花が人形に何かする度に姉に異変が起きる。
私は胸騒ぎがした。
そんな時に母から電話が掛かって来た。
「利美…利美…」
母は泣いているような声でなかなか話をしようとしなかった。
「お母さん何?泣いてるの?」
「利美…」
「なになに?何が言いたいの?どうしたの?」
とても衝撃的な話を聞かされた。
「絵美が…絵美が死んだって…」
「え…・」
母の言葉が信じられなかった。
今、姉の家には警察が来ており、父親と姉の旦那さんが警察と話をしており、夢亜は母の家に連れて来たとのこと。
学校から帰宅すると、夢亜にとっては母親である絵美が亡くなっており第一発見者になってしまったとのこと。
しかもその遺体というのは、頭部が胴体から外れており不自然だったと言う。
警察は殺人事件として捜査をしているが、誰も自宅に侵入した痕跡などはなく、他の場所で殺害をされたのか捜査は難航しているとのこと。
まさか人形の頭を咲花が取り外してしまったことでこのようなことになってしまったと言うのか…。
後から聞いた話、姉の絵美は母や自分の旦那に対して
「利美に強く怒り過ぎたこと謝りたかった」
と話していたことが分かった。
遺体は見ない方がいいという理由で、見せてもらうことはできなかった。
結局首と胴体の離れた遺体を見たのは身内では娘の夢亜だけだった。
絵美は小学生の娘と夫を残し、35歳の若さで謎の死を遂げることになってしまった。
そう言えば姉が亡くなったショックで考える余裕もなかったが、咲花が大事にしていた人形は家の中を探してもどこにもなかった。
あれだけ肌身離さず持っていたというのに咲花も全く何も言って来ない。
人形はどこに行ったのだろうか…。

私は30歳の兼業主婦。
旦那は低所得であり、とても旦那の稼ぎだけで生活をするのは難しい。
もうすぐで5歳の娘のルナの誕生日があるので誕生日プレゼントもできるだけ安く購入したいと思い除いたのはAmazonである。
Amazonならばトイザらスなど町のおもちゃ屋さんで購入するよりもずっとお手軽価格で購入することができる。
ルナが欲しがっていた人形は商品はAmazonで通販をすることにした。
価格も定価よりはかなり安いのでラッキーだと思った。
商品はコンビニで受取をするように指定をした。
コンビニに購入した商品が届いたとのことで私は受取、ルナが寝てから段ボールの中身を確認した。
そしたらなんと、段ボールに入ってるにも関わらず箱が潰れている!!
配送中に潰れた可能性はないので、段ボールに入っているのに潰れているということは、元々潰れていた可能性が高いということ。
しかもそれだけではなく、新品なのに開封がされていてセロハンテープが取れていた。
これは検品した跡なのだろうか?
せっかくの誕生日プレゼントだというのに愕然とした。
しかも旦那には「お前がケチってAmazonで買うからだろ」と言われた。
そもそも旦那の稼ぎが良ければこんな節約生活などはしなくて済むのに…。
ただ、私もパートの身だからあまり旦那に不満を言うことはできず言いたいことはあるけどぐっとこらえた。
仕方がないけど誕生日は箱が潰れてしまっているけどそのままの状態で渡すことに。
もちろんAmazonのレビューには低評価を付けておいた。
中身自体には問題がないので、あとはルナが喜んでくれるといいのだけど…。
そしていよいよ娘のルナの5歳の誕生日の日。
「ハッピーバースデールナちゃーん!!これ、箱はつぶれちゃってるけど誕生日プレゼントだよ~!」
「わーありがとう!」
ラッピングしてあるプレゼントを開封する娘のルナ。
中身はまだ何だかは知らせていない。
「やったー!プリキュアのお人形さんだー!」
娘自体は箱が潰れていること自体は全く気にしていない様子だった。
それは本当に安心したのだが…。
「これ…髪型違う…」
「え?」
娘が言うには髪型が違うと言うのだ。
確かに見本の写真と箱に描かれているプリキュアのキャラクターの写真を見ると前髪が違う。
前髪は本来であれば分けているはずなのに、前髪が分けていない状態で完全に眉毛が隠れてしまっている。
娘は結構ショックを受けているらしく、メーカーに交換をお願いできないか問い合わせをしてみた。
しかし、それは個体差なので破損などとは異なる為交換の対象外と言われてしまった。
その上Amazonを見てみると、私が注文した時よりも更に500円も安くなっていた。
経済的に苦しい家庭にとって500円引きというのはかなり大きい…。
私はこう誓うのだった。
「これからは絶対に誕生日プレゼントは高くても店頭で買う!」
Amazonで買った後に値下げ、開封されていたということは実際に経験したことがあります。
また、プリキュアの人形の髪型に個体差があることも事実です。
最近のは分からないです。
よく食べるラーメンは?
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