ヒメカンアオイの分布と開花期


下記の分布図の範囲においては多少のズレ等が有ることご了承ください。

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1. 10月咲き

愛知県の矢作川を境に東側(三河地域、長野県南信地域、静岡県遠州地域)に分布。
【仮名・ サンエンアオイ】

2. 2月咲き

愛知県の矢作川を境に西側、三河・尾張地域、岐阜県東濃地域、長野県木曽地域)に分布する。この地域に分布するヒメカンアオイの特徴として、葉裏の紅い個体(昼夜芸)が数多く存在しており、尚且つ【銭葉サイシン】と呼ばれる、葉がコインの様に丸い個体群も広く分布しています。

尚、裏紅ヒメカンアオイの南限は、愛知県豊田市西南部・北限は岐阜県中津川市である。


3. 12月咲き

三重県の1部地域に分布。

4. 10月咲き

高知県の1部地域に分布。

5. 2月咲き

富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、三重県、岐阜県、長野県、和歌山県、奈良県、大阪府、岡山県、広島県など広く分布。



上記(1~5)以外に、わかっている分布地は、東側は静岡県の伊豆半島の狭い範囲に分布する(通称・チゴカンアオイ・秋咲き)と千葉県銚子市に分布する(通称・チョウシカンアオイ・春咲き)と断続しています。

その他にも、いろいろな報告がありますが、はたして下記ブログのヒメカンアオイが本当に自生していたものなのか、誰かが移植したものなのかはよく分からないところです。

九州産ヒメカンアオイ
https://blogs.yahoo.co.jp/k27de7b8e8nrpsx/14924544.html

http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1951026/1959260/98502104


東京都産ヒメカンアオイ
https://blogs.yahoo.co.jp/k27de7b8e8nrpsx/11187236.html