さて、先日ちょっと書いたこまのお話。
こまとこの公園で会ったのは、私ではありません。
当時、母はまだ現役で市役所に勤めていました。
その時に、お昼休みに行った公園で子犬に会いました。
その時には、更に先代のわんこ「ぶん」を失っていて(ぶんは病院のミスによって亡くなりました)、わんこを飼うつもりはなかったんです。
でも、こまがいました。
こまともう一匹、そっくりな子犬がいたそうです。
でも、夕方もう一度行ってみたら、こましかいなくて兄弟と思われるその子の姿はなかったそうです。
どこかで良い犬生を過ごしたのだろう・・そう信じたいです。
母に連れて帰られたこまは、本当に小さくて・・。
首にひもがかかっていて、そこにダンボールに「可愛がってください」と書かれたものが付いていました。
今は亡くなりましたが、当時、公園にはボランティアで捨て犬・捨て猫をお世話している方がいて、その方がつけたようです。
その方は嘆いていました。
助けたくてボランティアをしているのに、ここだったら捨てても大丈夫って思われて、こっそり捨てていく人が増えたと・・・。
それでも、その方がいたときは、里親探しもしていたので、その子たちの命はどこかにつながっていました。
ただ、そこで拾われた子の中には、後に大きくなりすぎて、散歩も連れて行ってもらえずに、最後は保健所に連れていかれた子もいました。
そんな安易な考えなら、拾って帰らなくても、もっといい飼い主に巡り合えたかもしれないのに、チャンスをつぶしておいて、命まで奪おうなんていう人間に、怒りを覚えたことがあります。
高知県は、残念ながら、殺処分は今もあります。
譲渡なども行っているようですが、間に合わないのが現状のようです。
以前、がけっぷちにいた犬が話題になった時、あの犬を引き取りたくてたくさんの方が来て倍率がすごいことになったとニュースで見ました。
でも、抽選に外れた方々は、他のわんこには目を向けないんですよね。
里親になる気があるんなら、別にテレビで話題になった子じゃなくてもいいはずなのに・・・・。
この下の写真は卯月ですが。
知っての通り、卯月も保護犬です。
人恋しくて、同じ場所辺りをうろうろしていたところを捕獲され、警察署にいました。
もしも引き取り手が無ければ、週末には保健所に行く・・・そう決まっていたそうです。
一歩遅かったら、もういなかったかもしれない命です。
これは、カメラ嫌いなので、目をそらしているんです・・・。
これから、もっと卯月には楽しい時間が来るように。