”茨城県 守谷市で迷子になった ウィル君” (卯月のこと) | うちの幸せの青い鳥

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今日、りんママさんのブログでこんな記事がありました。

いなくなったウィル君が、無事にお家に帰れたらいいなと思います。


 

このブログを、開設当初から見ていただいている方はご存知だと思いますが、うちの卯月犬も元々は保護犬です。

卯月がペットのおうちというサイトに載っていた時の情報は、「警察の犬」という扱いでした。

つまり、保護されて警察署にいたんです。

しかも、その週末には保健所に引き渡されることに決まっていました。

 

 

あの日「ペットのおうち」を見たのは偶然でしたが、そこにかかれている情報に「どうか、ペットを飼うことをお考えの方には、この子にチャンスを与えてほしい」と書かれていました。

生きるためのチャンス・・・なんだか胸が熱くなりまして。

生きるってことを「誰かに許されなければ」生きていけないなんて。

 

2014.4.13に卯月犬はボランティアさんに連れられて、香川県から、はるばる高知の端っこにやってきてくれました。

初めのころは、いろんなものが怖くて・・・・。

 

うちの母は、足が悪いので床にじかに座れません。

そのためどうしても目線が高くなる。

慣れていない犬犬をなでるとき、上から手を持っていってはいけないってよく言いますが、無理なんですよねショボーン

 

そのせいか、母は、卯月を引き取った当初、よく噛まれました。

それこそ、相手は犬犬で、しかも怖さのあまり本気噛みですから、流血どころではありません。

泣く母を見て、引き取ったことを後悔したこともあります。

懐かない卯月犬を試行錯誤してしつけながら、お互いに一番いい距離を探っていました。

「良くしてやろうと思ってやっているのにむかっ」って思ったことも、正直あります。

 

 

卯月犬はおそらく、余り愛情をかけられて育っていません。

扱いは迷子でしたが、とにかく怖いものが多かったです。

人間が手を上にあげるのも怖い。咳払いも怖い。長い棒のようなものも怖い。水も怖い。

今でこそ、どこを触っても怒りませんが、昔はお尻付近は触れられるとうなっていました。

 

http://ameblo.jp/aoikoma0908/theme4-10093444316.html

 

年齢不詳で、来たときには「子宮蓄膿症」と「フィラリア陽性」でした。

時間をかけて、色んなことを経験して、家族になってきたんです。

 

だから、ウィル君の記事を見たときに、卯月犬と重なって見えました。

暖かい家族がやっとできたんだから、どうか、お家に戻れますように。