前回の話の続きです

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風邪の症状を

東洋医学的に解説したのが前回のお話。

 

身体の内部を「学校の教室」に例え

虚実と補法についてお話しました。

 

 

 

ではここで更にお話を進めます上差し

 

 

 

子供はすぐに風邪を引く

だけど治りやすい

 

 

 

 

小さなお子さんをお持ちの方は「うんうん」と

首がもげるほど頷いてらっしゃるかと思いますニヤリ

 

 

 

そうなんです。

子供はすぐ風邪をひく。

それは、この世に生まれてまだ

多くの菌を知らないからです。

 

 

 

誰だって知らない人が上がり込んで来たら

 

 

「だれだれだれなになになに?!?!?!」

 

 

ってなりますよね

 

 

まさにこんな感じ(これ放送禁止になったんですね・笑)

 

 

 

これは仕方のないことです。

知ればいい、という原理もあります。

 

 

 

そして

昨日の話に関連すると

 

 

子供の体内(教室)は

座席数が多い

そう考えて下さい。

 

座席数が多い、ということは

それだけ「空席になる確率が高い」のです。

 

 

空席になる確率が高いと

そこに変な人が入ってくる可能性も必然的に上がります。

 

 

 

だから子供は風邪を引きやすいのです。

 

 

しかし子供は生命力が豊かなので

空席になった段階で食養生やき休息をしっかり取れば

良くなる確率は高いのですキラキラ

(大人より治るのも早いのはそのせいですね)

 

 

 

ちなみに原理としては

 

風邪は99%「肺」がやぶれることで発生します(東洋医学の表現です)

つまり、呼吸器系、のど、気管支ですね

 

五行で肺とリンクしている「五味」は

「辛」といいます

 

 

これは何も辛いものを食べろという意味ではなく

「辛」に属する食材が良い、という意味です

 

 

 

具体的には

ネギ類(長ネギ、小葱、たまねぎ、ニラなど)

 

 

あとは

五行において「補法」の一つに

「母を補う」という考え方があります。

 

肺の母は「脾」です。

脾の属する五味は「甘」ですので

 

 

甘いもの……ではなく(笑)

甘に属する食材がいいでしょう。

 

 

根菜、色の濃い野菜、キャベツなど

甘味のあって消化の良い野菜がいいですね。

 

 

野菜が苦手な子供ならば

スープや煮物にして、おつゆだけ飲むのもOKですよ!

(にんじん等の野菜はカリウムが含まれているので、塩分で味付けをすれば

天然の経口補水液にもなります)

 

 

 

とはいえ、子供はなかなか「喉がいがらっぽい」だとか「ちょっと疲れた」など

訴えがありませんよね。

電池を使いきって倒れる、みたいな感じでしょう?ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 

ですから

ちょっと鼻水(透明)がにじんでいる、とか

口数がいつもより少ない

唇が乾燥している、など

 

ちょっとした変化に気をつけてあげるといいですね!

 

 

特別な薬を用意しなくてもいいので

お野菜たっぷりにして、早めに寝る

そして加湿する

 

これだけでも叩ける風邪はありますよラブラブ