今年はインフルエンザ患者が過去最高で
大人が特に多いらしいですねガーン


我が家では長女が罹患し
終わった頃に次女が(なぜか)溶連菌感染症に罹患


大人は看病疲れですが
何とか感染を免れました(気を抜かないようにします)



さて
風邪は何故引くのか?という話


風邪に限らず
体のメカニズムの話を一番分かりやすく解説しているのは
誰がなんと言おうと絶対にコレです
↓↓


アニメ化、そして舞台化までされています(笑)

めちゃめちゃ面白い。
そして知識が正しい上に分かりやすい。
(専門学校で必死に覚えた解剖生理学が一瞬でハラに落ちるクオリティ)



我が家ではこれを全員で観ていたおかげで
子供たちは

「白血球さん、いま頑張ってるよね……いっぱい寝なきゃ……」

と、熱にうかされながら言ってましたニヤリ





さて

今日は、風邪のメカニズムを
東洋医学の観点から解説しようと思います上差し


まず
身体の内部を「学校の教室」に例えます。



クラスの生徒全員が休みなく着席している状態が健康状態です。


ここで、欠席が出てくると
空席が出始めます。


これを東洋医学では「」といいます。


なんとなく疲れてる。
吹き出物ができる。
喉がイガイガする。
少し寒気がする。


そんな状態です。



この段階で、充分な休息を取ったり、栄養をとったり、漢方で滋養をつけると
欠席してた生徒が戻ります。



ところが。



いない生徒の席に
校長先生」が座ってたら

クラスの雰囲気はどうなるでしょうか?



めちゃくちゃやりづらいですよね?!
気まずいですよね?!
空気、悪くなりますよね?!?!

だって、生徒が座る席にですよ??
そもそも校長先生の椅子じゃないし!!



これが
東洋医学でいう「」の状態です。



この気まずさ、居心地の悪さが
教室全体にとても悪影響を及ぼします。

いなくなって欲しいなぁという皆の気持ちが
咳、鼻水、くしゃみ、悪寒等となって現れます。



さて、皆さんはこういった症状が出た時に
どうしますか??

きっと多くの人が
総合風邪薬とか、処方箋の薬薬を飲んだりするんですよね。


咳を止める、鼻水を止めるなどなど。



で、ここで聞きたいんですけど


「咳止め」「鼻水止め」を飲んで
風邪が長引いたっていう人いますか??




……けっこういますよね?
うんうん、って思った人、いるでしょ??



なぜだと思います?

ここで先程の教室を思い出して欲しいんです。





薬を飲む、というのは
「校長先生、そこにいると邪魔なんで消えて下さい」
とか言って殴りかかろうとしてるようなもんなんです。


要は、喧嘩売ってる状態。


そんなこと言って殴りかかろうとしてきたら
いくら校長先生でも怒りますよね。


教室は一気に学級崩壊


ガーンガーンガーンガーンガーン


これがね、ちょっと喧嘩売って出ていってくれないと
体育の先生呼ぼうか?警察呼ぼうか??自衛隊呼ぼうか?と

「強い薬」を飲む方向に行きます。



さすがに警察や自衛隊が来たら校長先生は強制的に退去しますが(当たり前)


正直ね
そこまでする必要あると思います??


自衛隊とか来たらさ
攻撃とか激しくて教室ボロボロになりそうやん??



じゃあどうすれば校長先生は出ていくか?





それは







欠席していた生徒を、呼び戻す

これです。

元々その席に座ってた生徒が
「先生、そこ僕の席です」

と言って登場すれば

「おー、そかそか。すまん」

と、穏便に出ていってもらえるわけです。


これを「補法」と呼びます。


********

つまり、風邪というものは

欠席者の発生……虚から始まります。


虚の段階というのは、現代人は気づかない人もいます。
そこまでしんどくないので、仕事などの現実を優先してしまいますよね。


でも、この
「やってやれなくはないけどちょっとおかしい」
の時にどう行動するか?でだいぶ変わります照れ



それを踏まえて、みなさんも風邪の事前予防をしてみて下さいね!!