前回の記事で、「タイトルで、売り上げが10倍も変わる」とお伝えしました。
では、どんなタイトルが良いのか?
それは、「人間の本質的な欲求に働きかけるタイトルです」
人は感情で買い、理論で正当化します。
最初に、「感情」を動かす必要があります。
では、「人間の本質的な欲求」とは?
●人間の本質的な欲求
・生きたい
・食べたい、飲みたい
・恐怖、痛み、危険を免れたい
・性的に交わりたい
・快適に過ごしたい
・他人より勝りたい
・愛する人を守りたい
・社会的に認められたい
これは、人間が生存し続けるために脳にプログラミングされた欲求なのです。
それ以外に、成長するに従い持つ、後天的な欲求もあります。
●後天的な欲求
・情報が欲しい
・好奇心を満たしたい
・清潔でいたい
・能率よくありたい
・便利が良い
・質が良いのが良い
・美しくありたい
・利益をあげたい
現代人は「利益をあげたい」という欲求が強そうですが、これは生まれつきではないので、本質的な欲求よりは弱い欲求です。
顧客の感情を動かすには、「本質的な欲求」を刺激する方が効果的です。
例をあげますね。
・お金を稼げる素晴らしい情報を聞けるチャンスがあっても、愛すべき人に危険がせまれば、愛すべき人を最優先にするはずです。
「情報が欲しい」、「利益をあげたい」 < 「愛する人を守りたい」
・人は美しくあることことより、素敵な異性にモテることを優先します。
「美しくありたい」 < 「性的に交わりたい」
はい、「本質的な欲求」は脳内にプログラミングされているので、この欲求に働きかければ、誰もがこの欲求をふりはらうことができません。
「本質的な欲求」にアピールするタイトルをつければ、顧客を行動に促すことができます。