物権法・担保物権法　伊藤塾呉明植基礎本シリーズ５

今日は、呉先生の物権法・担保物権法について書きますね。

文章が消えたので打ち直しです。とても悲しい

おすすめ度

★★★★★（★５が満点）

＜良い点＞

・１冊で物権法、担保物権法について学べる。

・改正（８９９条の２）について学べる。

・価格が安い。

＜悪い点＞

・民法総則に比べて図表が少ない。※下記まとめ参照

＜まとめ＞

初版というか物権法という名前の書籍から読んでいるのですが、８９９条の２部分ぐらいしか大きな変更点はないので、買い替える必要はそこまで大きくないと思います。

本書の特徴としては、１冊で物権法、担保物権法について学べることです。

物権法もなのですが、特に担保物権法は難しい議論をしている基本書も多く、受験生が対策を後回しにしている人が多い印象です。

その中で、本書は、非常にわかりやすく、かつ、コンパクトに物権法、担保物権法について学ぶことができます。

本書に書いてあることでさえ知らない受験生は多いと思います。ローの講義で本書に記載があることすら答えられていない人も多かったです。

本書を読んでから基本書に進むと非常に効率が良いと思います。本書は、論証等を除くと２６８ページしかないため、３日もあれば通読可能です。

司法試験の物権法、担保物権法対策としては、本書のみで十分だと思います。民法は学説よりもシンプルに判例・通説を知っていればよいためです。

以上です。参考になれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました

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