どうもどうも!



今日は僕が尊敬する人についてちょっと語ります(=⌒▽⌒=)



それは後藤田正晴さんという方です。




後藤田さんは東大卒業後、旧内務省に入省する。その後自治省、警察庁を行き来して警察庁長官に就任する。警察庁時代には東大安田講堂事件やあさま山荘事件の指揮を執った。代議士に転身後は当選2回で大平内閣の自治相に、その後中曽根内閣で官房長官、総務庁長官等に就任する。その後、宮沢内閣で法務相・副総理に就任し96年に政界を引退する。その卓越した判断能力から「カミソリ後藤田」の異名をとる。




後藤田さんは官僚出身の政治家ではあったが、現在の官僚制に対しては批判的であった。官僚は政策の意思決定機関ではなく、あくまで公僕として職務に励むべきであり、政治家は官僚から上がってくる情報に対して的確な判断し、お飾りであってはならないと述べる。




また、中曽根内閣におけるペルシャ湾への掃海艇派遣問題に対して反対の立場を採り、その職を賭した時に見られるように、自身の戦争経験も含めて自衛隊の海外派遣には異議を唱えた。





現在政界は閉塞しきっている。総理は沖縄基地問題への判断を鈍らせ、おまけに与党の幹事長に実権を握られているとはお粗末な事である。その上、その幹事長は政治資金の虚偽記載で秘書が起訴されても辞任しないとくる。困ったもんだ。



現在の政界の一番の問題。それは与党も野党も駄目だという事。あれだけ国民を欺いた幹事長を辞任させる事ができない民主党の議員・・・そう恐らく、民主党の議員たちは小沢に逆らえば離党や閑職に追いやられると考え意見もできない。もしくは小沢さん自身がかつて自民党を割って出たように民主党を割って出るかもしれない。それが怖いのだろう。選挙の神だから小沢さんを守るというならそれは大間違いである。確実に今のままで選挙に突入する方が危険なのだから・・・本来なら党の代表たる鳩山総理自身が引導を渡すべきだが、それもできない。何たることだあせる




自民党も自民党だ・・・国会では民主党の献金問題ばかり追求して、予算の審議が停滞しているかのように見える。確かに国民は疑惑の真実知りたい。しかし、今この経済危機の中で国民が真に望んでいる事は何か彼らは本当に考えているのだろうか?しかも、疑惑を追及する自民党も与党時代にいくつものカネの問題で国会を国会で追及されてきた事を考えれば説得力に欠ける。もし自民党が与党に戻ってまた疑惑が浮上すれば二大政党制は壊滅する。自民党は1955年に立党した際の精神をもう一度確かめあうべきである。そして自分たちが目指してきた保守政治とは何か?という事を自問自答すべきなのである。




僕は、古い政治体質、族議員的考え方を持つ長老たちに早く辞めてもらって、政界全体で人心一新すべきだと考える。



そして我々は選挙の際にしっかりとした人材を国政に送り込まなければならない。



今日本は後藤田さんのような必要としていると僕は考える。



そして国民も政治を監視しなければならない。