ああ、まただ。
苦しくなっちゃった!
苦しくなっちゃったね?

泣いたって答えなんて見えないのに。
誰も助けてくれないのに。
止まらない。
惨めな自分がいつまでも消えないから。

馬鹿だよね。
したいだけなら他を当たれば良いのに。
私である必要なんて無いでしょ。
手近だったから?
簡単そうに見えた?
そんなの、今となってはどうでもいい。

社会人になって、上司と寝て、緩い職場で小賢しく生きている私を、誰が想像出来たのだろう?

初めては、入社してから2ヶ月ぐらい経った頃。
そこから、ずっと、関係が続いていて。
こんなの、許されないことだなんて百も承知だった。

幸せになんかなれないの、分かるよ。
どうして、こんなことになっているのかな。
私が悪いのかな。

気持ちいいこと、忘れたいな。

貴方じゃなくたって、
私じゃなくたって、
誰とでも気持ち良くなれるんでしょう?

本気で終わりにしたいのであれば、仕事を辞めればいい。
それが出来ないのは、私が目先の快楽を求めてしまうから。
居心地がいいから。
ラクだから。
必要とされるのは、正直、悪い気がしなかった。

なんてね、本当に、馬鹿だよ。
こんな依存、したくなかった。

でも、もう……ダメなんだ。

知ってしまったから。
もっと、もっと、求めてしまう。

だって、欲しくてたまらないんでしょう?
気持ち良くしてほしいんでしょう?

あの人を手放せない。
無条件に与えられる幸せは、すこぶる甘い。

いずれ途切れる関係だと分かっていても、それでも、まだ。

代わりを、見つけるまで、終われないよ。