怒られたり、文句を言われたり、ムスッとした態度を取られたり、そういうことが好きな人は少ないと思います。

 

昔は、他人から感情的に攻撃されると、何日も何日もくよくよしてしまったものでした。

 

でも最近では、くよくよすることが滅多になくなりました。

偶然まかせではなく、ちゃんと自分なりの方法を見つける事ができたように思うので、書き残しておきたいと思います。

 

①    相手の許しを得ることは一旦脇に置く

 

相手が怒っていたら、「ごめんなさい」と言ったり、距離を置くことになってしまったり、といった状況が多いと思います。

 

ここでは、相手がどのくらい「ごめんなさい」と言われて気を鎮めるか、というのは、相手次第であり、自分で取れる手段は少ない状況なのです。

 

なので、ごめんなさいを伝えたかったら、多くても2回くらいまで伝えておき、あとは、相手の顔色を窺うよりも、今後どうすればよいかを考えた方がはるかに生産的なのです。

特に、相手の怒りが、相手の状況に影響された単なる感情の放出なのか、自分にとって役立つ客観的な批判を含んだものなのか、冷静に判断せずにただ謝るというのは、自分にとっても相手にとっても良くないことです。

それは、せっかく放出された、「怒りを発するエネルギー」と「怒りを受けるエネルギー」双方の無駄に繋がります。

 

なのでまずは、丁寧な反省の言葉は伝えつつも、「相手が許してくれるかどうかは自分にはどうしようもないこと」という前提で考えておくことがとても大切です。

 

 

②    「感情的」な部分と「客観的」な部分とを分けて考える

 

ぶつけられる怒りには、「相手側の状態」と、「自分側の原因」との両方があります。

 

「相手側の状態」は、「元々怒りっぽい性格である」、「嫌なことが続いていた」などです。

これは「感情的」な部分です。

 

「自分側の原因」は、どんな理不尽な怒りでも、一応は定義できると、私は考えています。

極端な話、電車の中で突然わけのわからないことで怒鳴りつけられた場合でも、「その時間にその電車に乗っていた」、「女性だったのでなめられた」など、「解決を講じる必要がそもそもない可能性が高い、または、普通の生活の範囲で防ぎきれない」部分で、「自分側の原因」があるのです。

これが「客観的」な部分だと言えます。

 

ただし、この極端な例のような場合、「自分側の原因」を、問題として捉える必要があるとは限りません。

ただ、「自分側の原因」を無理やりにでも切り離して定義しておくことは、くよくよを防ぎ、心を守ることに有効です。

「自分側の原因」には、解決の必要度合いや緊急度合いによって、大小があるので、その適切な大きさを知っておくことで、「自分が、今回の問題にどのくらいのエネルギーで向き合うか」がわかります。

 

③    解決へ向けた思考

 

怒りにおいて、「相手側の状態」による要因が大きい場合は、相手との付き合い方を見直しましょう。

距離を取ることや、距離を取れない場合は、強気に出てみたり、下手に出る習慣を付けたり、承認欲求の強い相手なら、おだててあげたり、色々な付き合い方があるはずです。

それでうまくいかずとも、その相手は、自分の気分だけで他人に怒りをぶつけてしまうような、まだまだ未熟な人間なので、赤ちゃんを相手にするような気持ちで、親切にしてあげるとよいでしょう。

 

 

一方、「自分側の原因」が大きく、自分にも悪いことがあったな、と思う場合は、どうすればよいかを考える必要があります。

ここで大切なのは、「絶対に解決しなければいけない」、「相手に許してもらわなければいけない」という考え方はやめておくことです。

それは、自分1人の力では、無理な時の方が多いです。

「改善」という言葉を意識して考え、実行できることは実行していけるとよいでしょう。

 

 

④    ショックを受けてしまっている時 ― 一旦は相手のせいにして!

 

激しい怒りをぶつけられてショックを受ける場合、そう呑気に対応できない場合も、人間ならば誰にでも起こりえます。

 

この時に大切なのは、まずは自分の心を守ることです。

切羽詰まった心では、何の解決もできません。

 

自分の悪いところを後でちゃんと改めるために、一旦、敢えて、「そんな言い方をするなんで、こちらは相手を攻撃してなどいないのに、大人げないことだ。正しい伝え方ではない」と考え、5分でも1晩でも、その問題から心を引き離すか、心のおける人に愚痴るか、日記に書くなどして、相手に見えない所で、相手を徹底的に悪者にしてみるのです。

 

後から罪悪感を感じることもあるかもしれませんが、

冷静な心を取り戻したあなたなら、必ず挽回し、相手が教えてくれた何かに報いることができます。

 

 

 

 

強く生きるために、とてもおすすめの方法です。