春の光を浴びて
飼い猫が窓外を眺めている。
敷地の外の大きな桜が満開。
まさか、猫も花見...を?
風に揺られて降ってくる花びらを
受け取ってみたいと、庭に出て
手のひらを広げてみる。 飼い猫の「ふうも」
結局一枚も受け取れずに
ただただ、飼い猫と
春の光を浴びるひとときでした。
ご馳走の
ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』を聴きながら。
中学の音楽の時間に、この曲を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。
古典派やロマン派の音楽に親しんだ耳に、ふわふわと、たゆたうような捉えどころ
のない音楽が聴こえてきたのです。神秘的にも聞こえるのですが、頭の中は『?・
?・?』でした。この曲は、20世紀前衛音楽の始まりだったのでした。。