今日は子宮頸がん検診に行ってきた。

大事な検診だとはわかっているものの、なかなか腰が重く、年末に予約してやっとこさ行ってきた。

 

予約時間の15分前に来院するよう指示があり、なんでそんなに早く…と思いつつ、

真面目なのでちゃんと時間通りに到着。

 

少し待たされた後、中待合室へ。その時、やや尿意を覚える。

子宮頸がん検診において、尿意は結構恐怖。

なので出発から少し水分をコントロールしていたけど、ここにきて尿意。

しかし、ダウン、マフラー、荷物を持っている今の状況でトイレに行くのはめんどくさい。

あといつ呼ばれるかわからないし、呼ばれたときにいなくて次の順番の人に行く、的なのも避けたい。

これくらいの尿意ならまあ大丈夫か…と自分に言い聞かせる。

結局、私の前の人はまあまあ長く、あの時間にトイレには行けた。

 

尿意が頭の片隅にはありつつも名前が呼ばれ、診察室へ。軽い問診のあと、内診台へ。

カーテンの奥から、ズボン、下着をとり内診台に乗るよう言われる。

そして「靴下は履いたままでいいですよ」と。

着替えながら、どうでもいいことを悩みだす。

当日の私は黒スキニーの下に黒タイツと靴下を履いていた。

つまり黒タイツを履いてから靴下を履いていた。

すごい寒い日だったから。

下着まで到達するには、普通に靴下も黒タイツも脱ぐのだ。

でもわざわざ靴下履いたままでいいって言ってくれたのに、靴下脱いだら

こいつ全部脱いでてウケる的なことを思われないかなと脳裏によぎる。

実際、医療スタッフがそんなこと全く気にしていないのは知っているけれど、

自分が患者側になると妙に気になる。

全部脱いだ後、少し悩み、靴下だけ履くことにした。

なぜわざわざ靴下だけ再度履くのか、我ながら意味がわからない。

服を着るときには結局脱ぐのに。

 

内診台に座った後、ぐいーんと動き、いつもの恰好へ。

あの恰好は本当に慣れない。止まるかなと思っても止まらず、さらに上をいく感じ。

検査が始まり、一息ついたところで、ふと思い出した。

そう、尿意。

「いや大丈夫大丈夫」と言い聞かせるけど、先生は下腹部を強めに圧迫してくる。

先生は子宮や卵巣をチェックしているけれど、併せて私の膀胱も刺激される。

脳内に30%ぐらい占めていた尿意が、ここにきて80%ほど占めだし、こんな格好恥ずかしいなとか靴下また履いて意味わからんなどの感情を覆いつくす。

ぐっぐっと押されるたびに、腎臓から膀胱へ尿が送り出されている気がする。絶対に気のせいだけど。

ここで大事故を起こしたら、レジェンドになる。私もあちら側だからわかる。絶対に笑い話。大事故だけはいけない。と思い、目をつぶり精神統一をはかる。先生には「力抜いてねー」といわれるが、力を抜いたら事故なのだ。

しかし検査だから力を抜かねばならない。ほどよく力を抜き、精神統一をし、呼吸を整え、ただひたすらに終わるのを待つ。

「エコー上問題なさそうですね」と言われ、「ありがとうございます」と言ったが、発声しただけで事故一歩手前感がある。事故にならずに終わった…とほっとしたのも束の間、「内診しますねー」と。

本日一番の事故を起こしてはいけない瞬間が来た。今は絶対にいけない。

自分だったら、いやいい大人なんだからトイレ行ってから来てよ、普通にわかるでしょうとブチギレすると思う。

絶対に今はだめだ。さらなる高みを目指し、精神統一をはかり、呼吸を整える。

そしてすべての検査が終了。

 

内診台が戻り、元の位置へ。そして気づく。あれ大した尿意ではない…。

思い込みは怖いな~しかし事故にならなくてよかったと思い、靴下を脱ぎ、タイツを履いて再度靴下を履く。

そして気づく。下着を履き忘れた。

チッと思いながら、再度靴下を脱ぎ、タイツを脱ぎ、下着を履いた。

カーテンは足元が見えているから、あいつ靴下脱いでタイツ履いてる!てことは靴下わざわざもう1回履いて内診台上ったってこと?!と看護師に思われるんじゃないかと思い、無駄に高速で着替えた。

何はともわれ、事故はなく無事検査は終了した。

お疲れ様、自分。