恋する古典⌘清水寺で参籠する清少納言に定子が贈った歌 | もっと上手になりたい大人の塗り絵

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みくるですニコニコ


『ガラスペンでなぞる恋する古典 源氏物語と枕草子篇』をなぞりました。



清少納言が清水寺に参籠していた時に中宮定子から届いた歌です。



山近き 入相の鐘の

声ごとに 恋ふる心の

かずは知るらむ



山近い寺で夕暮れの鐘をつく音が数多く聞こえてきます。その鐘の音を一つ一つ聞くたびに、あなたを恋しく思う私の心の数はわかっていますか。



解説に「夕暮れの色に合わせた赤味がかった紙に書いてあった」とあるので、濃い赤色が夕暮れの太陽のように美しい「洗朱」のインクでなぞりました。



現代語訳の方は「清少納言はよい紙の持ち合わせてがなかったので、紫の蓮の花びらに返事を書いた」とあるので、美しい紫色の「夜桜」のインクでなぞりました。





「光る君へ」第23回「雪の舞うころ」で、定子がききょう(清少納言)と内裏での輝かしい日々の思い出を語る場面に、二人の強い絆を感じて感動しましたおねがい

『枕草子』には定子と交わした歌が多く記されているけれど、いきさつを知る前は心を動かされることもなくて。

でも今は生き生きと語りかけてくれます。「光る君へ」に感謝です。




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