阪大の吹田キャンパスであったメンタルヘルスケアのセミナーに行って来ました。

モノレールの車中から、岡本太郎の「太陽の塔」が見えました。

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万博記念公園です。
以前から何故か岡本太郎が気になるなと思っていました。
大阪万博(日本万国博覧会)が開催されたのは1970年(昭和45年)のことです。
私はまだ産まれていませんでした。
一緒に行った知人(74歳)の妹さんはソ連館のコンパニオンをされたとのこと、へぇ〜、です。
 

大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でそのシンボルとなったと思われる「太陽の塔」ですが、作者の岡本太郎は「人類は進歩なんかしていない」と言っています。

私も同じことを思っていました。

かえって退化していると思うほどです。

 

「じっとしていらてない性質」だったという岡本太郎はADHDだったのかも知れません(私はADHDです)。

何となく同じ匂いがすると思っていました。

万博記念公園に初めて行ったのは何歳の時だったか覚えていませんが、「太陽の塔」の印象は子供心に鮮烈だったのか、よく覚えています。

「むしろ『成功は失敗のもと』と逆に言いたい。その方が、この人生の面白さを正確にいいあてている」by 岡本太郎

この言葉がピンと来ます。

困難な人生を歩んで来たように思うのに、次々と困難が起きる気がしてなりません。

「事実は小説よりも奇なり」by バイロン(英の詩人)『ドン・ジュアン』より

 

振り返ってみれば、過ぎ去った出来事はドラマチックです。

困難の最中にある時は、問題にばかり囚われてしまいますが、「また来たか」という位の気持で楽しめるようになりたいものです。

同じADHDだとしたら、私にも岡本太郎のような芸術的な才能がないものかと思います。

今は枠にはまった作品しか作れない私ですが、基礎を学んで才能を爆発させたいものです。

そしていつの日にか、「いいんだ。岡本太郎の責任でやるんだから」と同じことを言いたいです。

自由には常に責任が付きまとうのだと言っているのだと思います。

ADHDの私、これからは自由に生きたいでです。

 

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