私決めた。


もう先輩しかいない。

先輩とならずっと一緒にいられる。


だから、踏み出してみた。


送信ボタン押す手が震えるょ…。

「どんな反応かな?」

「フられたらもうメールできないのかな?」

いろんな不安が頭をよぎって…!


押しちゃった…。



返信がくるまでの時間が、すごく長くて。

後悔と不安で押しつぶされそう。


「神様、私の存在を今だけ世界から消して。

ほんの十分でいいから…。」


って何度も、何度も思ったよ。




結果はね・・・、また次回。






それからほぼ毎日、暇な時間はほとんどメールしてたね。

内容はほとんど覚えてないけど、

ほとんど恋愛系だったかな?


『今フリー?』

とか、


『どんなのがタイプ?』

とかね。


今思えばすごく初々しくて、愛しい思い出。



あの頃はこんな未来を考えもしなかった。

考える余裕もなかった。

好きで、好きでしょうがなくて…

君で頭がいっぱいになってた。


でも、あと一歩が踏み出せない。

あの苛立ちをどこにぶつければよかったのかな?

初めて打つメール(PC)。

「何書けばいいかな。。?」


考えた結果。


「届いてますか?」


なんてね今思えば変なメール。

でも、一番訊きたかったことだったんだ。


先輩。メールだけじゃなくて、

再開できたことを、心から喜んでいる私の気持ち届いてましたか?


そして、初めての受信メール


「届いてるよ。」


ねぇ、あの時届いたのはメールだけだった?



よくわかんないや。

答え教えてね。先輩。