経営参謀コラム 「持続的な利益と成長を生み出す着眼点」

本コラムでは、「人と組織と財務」に関するコンテンツを中心に、情報や私見などを、気楽にマジメにお伝えしています。


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 私の経歴が、銀行勤務18年、会計事務所勤務5年、コンサルタント歴10年ということで、お金に関する相談をよくお受けします。財務体質とキャッシュフローの改善、計数管理強化のための経理改善、銀行融資に関する相談などです。

 

 銀行で融資審査の実務を経験し、会計事務所で決算書作成の実務を経験したこと、つまり決算書を見る立場と作る立場の両方を経験してきたことが、当社のコンサルティングのベースとなっています。

 そのため、当社は、「財務と経理の内容から、経営と現場の重点課題を特定し、キャッシュフローを良くするための改善活動を支援する」ことを得意としています。

 

 利益は出ているけれどお金が残らない…、よくある話です。

 

 このような場合は、売掛金の増加、在庫の増加、仮払金や貸付金の増加、償却資産の増加、保険積立金の増加、買掛金や未払金の減少など、資産と負債の増減で説明できます。

 また、利益は出ているけれど借入金の元金返済の方が多いために、お金が減っていく場合も多々あります。

 

 御社では、売掛金+在庫-買掛金の差額はどれくらいでしょうか?

 

 この差額は、経常運転資金と言われるものです。御社が事業活動を行なっている以上は、常に必要となる資金です。

 基本的には、この差額を縮小していくことで、本業のキャッシュフローを改善することができます。

 

 売掛金の入金管理が甘く、いつの間にか売掛金残高が増えてしまった。多く買えば安くなるから大量に仕入れて在庫が増えた。主要取引先の入金日より買掛金の支払日の方が早い。

 キャッシュフローが悪くなる原因は、前述のように特定できます。それを洗い出して、経営者がやるべきことと現場がやるべきことを明確にして、改善の取り組みをしていきます。

 

 また、当然ながら、本業でのキャッシュフローの大前提は利益です。

 それは、営業活動や現場の業務オペレーションの改善なくして実現することはありません。

 本業でのキャッシュフローを出し続けるためには、自社の強み(らしさ)を活かした戦略に基づいて、適切な目標・指標を設定して、業務活動のルールとツールを整えて、現場が自ら動き出す仕組み作りが必要です。

 

 キャッシュフローは企業経営の生命線です。

 本業でのキャッシュフローが出ていれば、金融機関の借入も戦略的に使うことができます。

 金融機関借入の考え方や使い方、相談事例などについても、このコラムで追ってお伝えしていきます。

 

 御社では、持続的なキャッシュフローを生み出すための仕組みができていますか?

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