故郷永久
三陸新報社さんの写真集の表紙。パネルは8月20日(月)まで坂の上の雲ミュージアムにて展示されています。目を背けたくなるような写真もありますがこれが私の生まれ育った愛する故郷でおきた事実です。是非目でみて心で感じていただきたいです。様々なご縁で人と人とがつながって今回のシンポジウムが実現しました。本当に奇跡です!私にとって大きすぎるお仕事でいたらぬ点も多々ありましたが未熟ながらも精一杯やらせていただきました。みなさまに支えていただきやり遂げることができました。ご協力いただいた関係者のみなさまご来場いただいたみなさま心から御礼申し上げます。気仙沼では今月震災後二年ぶりに気仙沼の一番大きなお祭りである気仙沼みなと祭りが開催されます!(三陸新報社「故郷永久」より気仙沼みなと祭り)どんなに小さな一歩でもみんなで未来を信じて歩き続けてきた生きてきたその証。色んな想いや祈りが込められたお祭りです。正直私はいまだにふらっと帰ったらきっとまた昔のまんまの変わらない気仙沼があるんじゃないかなと思ってしまうんです。でもどんなに願ってももう戻れない。大好きだったかけがえのない場所はもう全てないんです。ずっと離れているからなかなか受け止めることができないんですよね。悲しみや傷は一生消せないけれど共に手をとりあってこれからも故郷を想って私にできることをやり続けていきたいと思います。誰にでもある故郷。かけがえのない故郷。でもそれは当たり前なことは何一つなくて全てが奇跡なんだと昔の人たちの祈りや願いがあって今があるんだということを忘れない。そして今ある景色や人をたくさん感じて愛して1日1日を大切に生きていきたい。