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 皆さんに興味をもってもらいやすいようにアベノミクスに絡めて金融緩和を説明してきましたが、
アベノミクスはよく非伝統的金融緩和と言われます。「非」と言うからにはただの伝統的なものも当然あります。今回はその伝統的金融緩和を説明します。

 4月24日(金)のエントリーで、金融政策とはお金の量を調節することと言いました。

 ○金融緩和

  お金の量を増やすことを金融緩和  (きんゆうかんわ)
       減らすことを金融引き締め(きんゆうひきしめ)と言います。

  民間銀行が持っている日本国債や社債などを日本銀行が購入して、対価を民間銀行が日本銀行にもつ預金口座(日本銀行当座預金)に振り込むことが金融緩和です(もっと正確に言うと違いますが、とりあえずざっくり覚えてください、詳しく知りたい方は共通担保資金供給オペレーションを調べてください)。

日本銀行はこの量を調節すると言いましたが、なぜこの量を調節するかと言うと、無担保コール市場の利子率をコントロールしたいからです。

  ここで無担保コール市場の利子率を説明するために、銀行間取引市場を説明します。

 ○銀行間取引市場

  民間の銀行は民間の銀行同士でもお金の取引をしています。その取引場を銀行間取引市場(インターバンク市場)と言います。一般の人が銀行からお金を借りるとき、担保(お金が返せなくなったときにお金の代わりに銀行に渡すもの)を銀行に差し出しますが、銀行間で取引をする時にはこれが要らない貸し借りの方法があります。これを無担保コール市場と言います。今日にお金を貸して、明日返してもらうという取引です。担保はありません。
 
  銀行は預金してくれてる人の取引の決済をしていますが(例えばクレジットカードのお金をカード会社に払う等)、銀行は常にこの決済に必要な金額を持っているわけではありません。なので、決済に必要なお金を得るために、無担保コール市場でお金を借りてくるわけです。

  無担保コール市場でお金を借りる時も当然利子がつきます。この利子は日本銀行当座預金の量で決まります。

○金利の操作

  なんでこの金利を上げ下げするのでしょうか。
  利子を下げると、その分お金が借りやすくなりますよね。100万円の車を買う時、利子率が20%なら1年後に120万円で返さないといけないですが、この利子率が例えば10%までさがると、110万円になり10万円浮きます。なので、この10万円で何か違うものを買うことができます。こうやって景気は良くなっていきます。

  ○まとめ

①お金の量を増やす(減らす)=金融緩和(金融引き締め)
②お金の量を増減させる理由は利子率をコントロールするため
③具体的な利子率の名前は無担保コール市場の利子率
④この利子率を下げて、景気を良くする

いかがでしたでしょうか。銀行同士の取引分かりにくかったかもしれません。なので、これ以降も詳しくやっていきます。