過去のブログで

他の人の目がある中で

吊し上げるように叱責をすることへ憤りを感じると書きました。


例えば上司が部下をみんなの前で叱責するケース。


改善して欲しいことがあるなら場所を変えて一対一で伝えるべきであり、

吊し上げるように叱責して気持ちよくなっているような人のことは理解できません。

相手の尊厳を破壊する行為です。


僕がこのような行為をひどく嫌悪するのは

自分の体験が大きく関与していると考えます。


それは大学生の時に行った教育実習での出来事。


母校の公立高校で2週間の実習を受けたのですが

お世話になった先生方も含めた

全職員のが集まる朝礼にて

全員の前で1名の女性教員から叱責を受けたのです。


理由は些細なことで、椅子を片付けていないとかそんなことだったと思います。


椅子を片付けていなかったのは僕が悪いのですが

大勢の人の前で大きな声で叱られるのは

非常に屈辱的であり、10年経った今でも

脳裏に鮮明に蘇ります。


その女性教員の方は

僕が高校生として在籍中にも大変お世話になった

大好きな先生でしたのでそれも大きかったです。


今考えれば

僕に対する愛情が半分

他の先生の前で若い学生を叱りつける姿を見せて

カッコつけたいという気持ちが半分だったのだろうなと考えています。


面白くていい人でしたが、

授業中の武勇伝のような自分語りも多く

男社会の中で厳しい姿勢で生きる自分を見てもらいたいという欲が垣間見える人でした。


文章にするとそれほど辛い経験には思えないのですが僕にとってはひどくショックで

食事ができなくなり5キロほど一気に痩せました。


トラウマになり教員の夢も諦めました。


まあ本当に強い気持ちがあるなら

こんなことにもめげずに教員を志すでしょうし

僕の弱い精神にも問題はあります。


しかし

自分の立場上の優位性を利用し

立場が下の人の尊厳を踏み躙る行為は絶対に許せません。


上記の行動をする人間は

誰かを厳しく叱責する自分の姿をかっこいいなんて思っている最悪な存在です。


この辛い出来事に僕は感謝をしています。


反面教師にして

自分はこの行動をせずに済むからです。


言いたいことがあるなら

場所を変えて

相手の立場を尊重した上で伝えるべきです。


それができないなら

上の立場に立つ資格はありません。


ハラスメントについて厳しい時代になりましたので

上記の女性教員の方も今はそんな行動はしていないと思います。

良い勉強の機会でした。


24の瞳を読んで教員に憧れた時もありましたが

きっと僕は教員としてやっていくことは無理でした。

教員は辛く大変な職業です。


早めに諦めてよかったです。


女性教員の方にも感謝です。


お互いの立場を尊重した上で

より良い方向を目指して

協力して頑張れる。

そんな職場を作れたらいいですね。