【春の秩父路へ 最終回】
「西武秩父駅」から14時5分発の西武バスに乗り、揺られること1時間15分(900円)
バスはどんどん山奥に入っていき、いつしか周りは雨&霧と、観光にはほぼ最悪の状態に

そんな状況下に到着したのは「三峯神社(みつみねじんじゃ)」

実は、今回のプチ旅行のメインはここだったのです

この神社は、1900年ほど昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国平定に向かう際

この地に、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)が我が国を生んだことをおしのびになり

お宮を造営し二神をお祀りし、この国が永遠に平和であることを祈ったのが始まりだと言われています

ここは、秩父の神社の中では最もパワーが強く、秩父のみならず日本全体を守っているとも言われています

強さを求めて、格闘家の人も数多く訪れているそうです

バスを降りて歩くこと5分、「三ツ柱鳥居」が見えてきました

20~30m先は見えないほどの霧のなか、何とも言えないオーラを感じつつ、先へと急ぎました

すると、道の真ん中に突然「日本武尊銅像入口」の標識が現れ

右手にある階段を上ると~

『おお~っ

巨大な銅像が霧の中から現れました

この幻想的な雰囲気が醸しだしているせいか

高さが5,2mもある「日本武尊」は威厳に満ち、スゴいパワーを感じました

そして「随身門」へと続く参道を歩いていくと~

霧の中から厳かに現れてきました

両サイドには狛犬ならぬ、オオカミが



この神社の使い神はオオカミなんですが、これはオオカミが日本武尊の道案内をしたことに起因しています

ここは全国オオカミ信仰の中心地ですが、オオカミなんて力強いですね

そして、いよいよ「拝殿」が見えてきました

この姿、威厳に満ちているでしょ

まずは両サイドにある「ご神木」から

「ご神木」には触れられない神社が多いなか、ここは直接手で触り、気を吸収することができます

でも、あまりにみんなが触るので、表面が剥げていて可哀想ですね

『いつまでも、みんなのためにパワーを送って下さいね

と、そっとお願いしました

その後「拝殿」にお参りして、更にパワーをもらいましたよ~

そして「神楽殿」

ここは、かの宮本武蔵が二刀流を開眼したと言われている処なんですよ~

パワー満載の「三峯神社」でパワーをもらい、風邪もすっかり吹き飛びました

その後、16時45分発のバスに乗り、再び「西武秩父駅」に帰って来ました

時間は既に18時を回っていたので、晩ごはんを食べることに

そこで、いつものように観光センターに行き、お勧めの店を紹介してもらいました

今回のお店は「だんござかホルモン」

秩父は蕎麦と並んでホルモンが有名で、人生初の「おひとりさま」での焼き肉になりました~

まずはビールで乾杯

『うめ~っ

この一杯のために、今日も頑張ったと言っても過言ではないですね

そうこうするうちに、新鮮なホルモンやカルビが運ばれてきました

今まで「おひとりさま」の焼き肉は避けていたのですが

こうして見知らぬ町で見知らぬ人達の幸せそうな笑顔を見ながら、の~んびり食べるのもいいですね

こんな気ままな生活もあと半年なんだなと感傷に浸りつつ~

『うめ~、うめ~』と言いながら、モリモリ食べました

前後の話が繋がってないやろ

と、1人でボケ&突っ込みをしながら美味しくいただきましたよ~

そろそろ家に帰る時間が近づいてきたので「西武秩父駅」に向かいました

昼間は大勢の人で賑わっていた「秩父駅仲見世通り」も人通りがなく、もの寂しい雰囲気に包まれていました

帰りの電車は19時25分発

ここから、西荻窪までは電車(特急含む)・バスを乗り継いで約2時間

少し遠いですが、パワースポットあり、祭りあり、自然ありのいい町ですよ

皆さまも是非足を運んでみて下さい
