本日、KLCにて人生初めての採卵をしてきました。
ダンナはどうしても外せない客先での仕事があり、朝イチで採精。
7:30 に8Fで受付をし、8:00前にはクリニックを出る事ができました。
私の来院指定時間は8:20。
リラックスルームに呼ばれたのが 8:40頃、
採卵したのが 9:20頃、
先生の診察が10:15頃、
9階の問診が10:45頃。
消耗品代のお会計をさっと済ませ、11時には終了しました。
採卵後、ベッドで横になって看護師さんが来るのをドキドキしながら待っている間・・・
卵が取れていないかもしれないし、落ち着いて、落ち着いて・・・と心に言い聞かせていました。
そして、看護師さんが手に紙を持ってやってきました。
「本日の結果はこちらになります。」と見せてくれたその用紙。
空欄?!あぁ、取れなかったんだ・・・取れなかったんだぁ・・・。と思い、続きの説明も上の空。
ですが、説明の終わった看護師さんから紙をもらい、1人になってから紙を目に近づけて見てみたら・・・
長方形の四角い枠の中に l と書いてあるのだと分かりました。
(2桁の数字が書けるマスの中身が空のように見えてしまったのです。)
あぁ~。良かった。1個取れたんだ。と、安堵の気持ちが広がり、ゆっくり休む事ができました。
・・・しかし、安堵したのも束の間。
診察室で先生から告げられたのは、1個採卵できたけど、未成熟だったという言葉。
すぐには受精できないので、まずは培養してみるとのことでした。
そして、私のカルテには「IVM-ISCI」の大きなハンコ。受精は顕微授精になるとのことでした。
採卵できないとか、受精できないとか、分割できないとか・・・そういう壁は知っていましたが、
未成熟卵という壁はチェックできていませんでした。
9階で問診待ちをしている間、どんどん暗くなる私の心・・・。
そして、極めつけは問診で成熟度合いがGVだと聞かされた事。
成熟度合いは、GV→M1→M2 と進んでいくとのことで、GVは超未成熟卵なのです。
明日の朝まで培養してみて、その間にM2の成熟卵になれば顕微授精をするとの事でした。
明日の朝までに成熟卵にならなければ、顕微授精は無し。
顕微授精をするのが明日になった場合は、移植は3日後のD17(火曜日)に伸びるかも・・・とも。
GVの未成熟卵から移植まで進む割合を質問してみましたが、はっきりとした回答はいただけず。
相当確率が低いのでしょう。
家への帰り道、携帯でいろいろ検索してみましたが・・・
・GV→M2の培養はかなり難しい。
・未成熟卵だと、分割が始まっても途中で止まってしまう(胚盤胞になるのが困難)
・・・などなど、良くない情報ばかりが目に付きました。
もしも、もしも成熟卵になったとしても、受精したり、分割したり、着床して妊娠する確率が
限りなく低いのであれば・・・
今後のお金にも回したいし、顕微授精も移植も無しでいいかなぁ・・・なんて考えてしまいました。
風に吹かれて消えそうな、ロウソクのともし火のような私の卵。
でも、もう今の時点で諦めてしまうのは申し訳ない。
成熟に向けて頑張っているのだと、信じて明日まで過ごそうと思います。
今の気持ちとしては・・・
涙が出るような悲しさというものは無く、はぁ・・・というガッカリ感・脱力感に包まれています。
いきなり全てがうまくいくとは思わないけれど。
数回のうちに、結果が出るといいな。今のところは、それ以上は治療しないつもりなので・・・。
今日は、夕飯は仕事から帰ってくるダンナと一緒に、
外に美味しいものでも食べに行ってリラックスしてこようと思います。