♪♪♪♪答えを写す子がいたら？？？♪あおばそろばん教室池田　豊中　大阪　川西　宝塚　西宮　神

レッスンをしていると、いつもの点数を比べて急に明らかに良い点になるお子さんがおられます。

練習を頑張って良い点数が取れるようになった可能性ももちろんあります！！

しかしながら、残念ですが、答えを写している可能性もあります・・・

＊学校や他のお稽古ごとなどが重なり疲れている

＊良い点数を取りたいけどなかなか取れないのでつい・・・

理由は様々でしょう。

そうするお子さんのほとんどが、「解答を写してはいけないし、間違ってもいいから自分で解くことが大切である」ということは理解しておられます。ミスを怖れるというのは、精神的にまだ成長段階にあって、間違えることが嫌だと思う場合や、性格的に出来ない分からないと言いだしにくいこともあるでしょう。これらは成長を経て様々な経験をすることで自然と解消していきます。年齢を重ね、様々な資格試験や試合、テストなどうまくいかないことが重なることで自己成長につながり、ありのままの自分を受け入れられるようになってきます。

私も目に余る行為などは「解答を見ないように」と注意することもありますが、きつく叱りつけることはありません。なぜならそこできつく叱ってしまうことで、余計に解答を隠して答えを写すようになったり、これまでは自身の力で頑張れていたのに、学ぶことそのものが嫌になってしまうからです。

勿論、それで良い成果なんて出るわけがありません。普段は良い点数なのに、確認テストや、検定では点数が取れていないということになります。そこで、初めて本人が気づくでしょう。気づいたところから、本人が自覚して取り組んでいくということが大切なのです。ですので、私は、塾内検定を何度でもチャレンジしていただく事を進めています。うまくいかない経験、達成したときの喜びなど早い段階で感じてもらうことが大切と考えているからです。

本人が自分で気づいて直さない限り、答えを写す状態は続いていきます。（受験塾で講師をしてきた経験から、怒られるようなことがあっても答えがある限り写してしまう子をたくさん見てきました。）

答えを写す事を叱るよりも、今、何が理解できていないかを探り、解けるようになっていくことが重要です。

オンラインのレッスンでは、カメラに写っている部分しか講師も確認をすることができませんのでちょっとした工夫が必要となります。

＊宿題を自分からすすんで取り組んでいない、またはレッスンではあまり点数を取れていないようなのに、宿題で自分が書いている答えが○ばかりである。(中級まで）

こういうときはお手数ですが、まずは、保護者様が○つけをお願いできればと思います。(解答も保護者様が持っておられれば写すことは無くなりますしね。)一度お直ししても、答えが違う、わからないところなどは、飛ばしていただいて大丈夫です。次回のレッスンで説明させていただきます。

解けない問題がたとえ多くても淡々と丸つけをお願いできればと思います。ただ、解けていたときは褒めてあげてください！！保護者様からの言葉はお子様は本当に嬉しいですので。それが積み重なっていくことで○も増えていくようになり、そもそも答えを写すという行為が無くなります！！(^o^)

もちろん、自分で丸つけがきちんと出来て、お直しもできるお子様もおられますのでそういうお子様はこれまで通りでも大丈夫かと思います。(上級に進んでおられる生徒様は大丈夫な場合が多いです。)

お子様の進級が滞っているように感じられたり(もちろん個人差もあります。中級以上は半年くらい停滞することはありますので気になさらなくて大丈夫です。)、宿題をしたとはいうけれど、本当にしているのかしら？？？などと思われるようでしたら、○つけのご協力と保護者様が解答を持っておいてみてください。(できれば、お直しの一回めまで）

そろばんは、集中力と暗算力が身につきますが、コツコツとやり続けることが大事です。上級、段位などになりますと、体調や問題との相性で合格しないこともざらですが、気にせず、次回での課題として取り組み続けることが大切です。この経験は、大学受験や資格試験などにも大いに役に立ちます。そろばんで上級まで取ることができたお子さんは辛抱強く、秀才タイプの方が多いです。少しずつ頑張っていきましょうね！！

どうぞよろしくお願いいたします。