旅 | 青葉隆太オフィシャルブログ

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アオバ旅シリーズ第三弾。

ここではアオバで先日行ってきた旅での出来事についてお話したいと思います。


その前に…
アオバの旅には、いくつかの規則があるのです。
その規則を破ってしまった時、ぼくらの行為は「旅」ではなく「旅行」になってしまうのです。

まずはその規則からご紹介しましょう。


①「行先」は決めない

どこに辿り着くのか、僕らも知りませんし決めません。
全てへは気の向くままに。ジャンクションや交差点を曲がる瞬間に方向を決めます。
「そこ右ィ!」
※今回の旅で、一度「高崎へ向かってる?これ」疑惑が浮上した時は
例外とみなしUターンしました。


②宿は当日に直接訪問して泊まれるか聞く

これが一番シビアな規則です。GWなので全然宿が空いてません。
毎回夕方位から宿探しに全オーラを込めるんですが、今回は最遅記録の21時まで見つかりませんでした。
がちで死ぬのかと思いました。それでも今まで必ず宿は見つけているのです。
旅で出会った人は、困っている僕らに手を差し伸べてくれるのです。


③車内でのiPodは、常時シャッフル スキップ禁止

その時にたまたま流れてきた音楽と、その時にたまたま流れている風景を楽しむのです。
全ては巡り合せなのです。


④見ていい地図は看板の地図のみ

グーグルマップやナビは言語道断。地図を見て自分たちの位置を確認する時は、
そこらへんに立っている看板の地図を見るしかありません。


⑤かたっぱし話しかける

旅は出会い。ぼくら二人だけで楽しんでは、それは旅ではありません。
とにかく積極的に、かたっぱし話しかけてみましょう。


⑥旅が終わるまでの間に旅の唄を一曲完成させる

これが出来ないと、とにかく達成感0です。悔しさでいっぱいになります。
前回の佐渡の旅では、残念ながら旅の唄といったものは出来ませんでした。
その後はもがき苦しみ、後悔したそうな。
今回は、真っ白の状態からコード、メロディー、歌詞まで2時間ほどで書きあがってしまったのです。
まさに神の所業。アオバにピッタリな、名曲が完成しました。


とまあ、、こんな規則もあるのですが、後は全てが自由です。
どこへいくも何をするも全て自由。これがアオバの旅なんです。


では、続きまして旅の経路についてご紹介しましょう。

■1日目

八王子高倉のレンタカーショップからスタート。
「空」の色に近い鮮やかな青色のマーチで出発。

高尾山で名物トロロソバを食す。
※登山客で大渋滞でした
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そのまま山梨、長野を横断し、新潟を通過。
日本海に沈む太陽と出会う。

富山県の朝日町に上陸。
宿を探すが、見つからず。


そのまま西へ直進し、蜃気楼の町、魚津へ到着。
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何やら海鮮が美味であることと、蜃気楼が見えるということで
観光地となっており、宿も多かったのでここで宿探し。

本当は旅館や民宿が良かったが意外となく、奇跡的にビジホが空いていたので確保。

居酒屋でとてつもない海の食べ物たちと出会い、歓喜。
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酒を飲んで就寝。


■2日目

早朝5時に山好きの少年と日の出を眺める。
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二度寝。

蜃気楼が見える「海の駅」へ到着。
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大人気の「朝から浜焼き!炭火直焼きで召し上がれ」コーナーをぐっとこらえ、
寿司「さざなみ」と名物「ホタルイカ」を食す。
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沌滝(どんたき)を目指す。

地震の影響で大木が道に倒れ込んでおり、車を乗り捨て、歩いて更に上を目指す。

野生のニホンザルと対峙。アオバ退散。
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結局先程の道が間違えていたことに気付き、その後かなり山すその方に滝を発見。
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続けて洞杉(どうすぎ)を目指す。

車では途中までしか進めず、3キロ歩いてやっとのことで洞杉に到着。大自然の素晴らしさに触れる。
(途中の道も地震の影響で土砂崩れが起きており塞がれていた)
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富山市を経由し、ダムや川を越え、木々に囲まれた飛騨街道をひたすら走る。

岐阜県、飛騨市へ到着。高山駅周辺は大混雑。

名物、飛騨牛ステーキを食す。

宿を探し始めるが、人気観光地のためかことごとく満室。

21時半にしてついに民宿「しゃくなげ」のおかみさんのご厚意により、宿を確保。

人の優しさに触れる。


民宿の布団の上で、2時間。
旅の唄「たびんちゅの唄2 ~空色の車に乗って~」が完成。

就寝。


■3日目

起床。宿主にアオバのCDを差し上げ、出発。

「飛騨の里」に辿り着くが、旅のコンセプトには少々そぐわないと判断し、立ち去る。

高山ラーメンを食す。

民宿「しゃくなげ」から電話があり、
「CDがとてもよかった。追加で買いたい!あとサインも欲しい!」
と嬉しいお言葉を頂戴し、すっとんで民宿へ戻る。

皆さんと記念撮影。
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民宿を後にし、長野、山梨と通過。

Uターンラッシュにまんまとハマるが、渋滞中は車内でライブを行い、時間を忘れる。

八王子へ到着。

空色の車とお別れして、旅の幕を閉じる。



とても簡潔にまとめましたが、これが全ての出来事です。

とにかく、

当地の食、大自然の素晴らしさ。

人間の温かさ。

音楽の楽しいったらありゃしないさ。

これに尽きます。

あとは旅の相方への感謝。


旅を通してアオバはまた進化します。

早くみんなに、旅の唄を聞かせたい!



御清聴、ありがとうございました。


本日のアルバム
FEVERS AND MIRRORS/ブライト・アイズ