どうも、こんにちは(こんばんは)

久しぶりの投稿です。理由は仕事が繁盛期から超繁盛期になったので、

ブログに回す時間が無かっただけなんですけど。

最近、ちょっと思うことがありまして。しばしお付き合い下さい。

高１の息子がアルバイトを始めました。近所の薬局です。

お小遣いだけじゃ、とても足りないみたいですね。でも今の学生アルバイトって、

履歴書だけじゃなくて、マイナンバーでいろいろ書類を出したり、

昔と違って事前準備が面倒なんですね。僕が蕎麦屋でバイトしていた高校時代なんて、

履歴書一枚で『じゃ、明日からよろしく』で終わりでしたけど、

バイトするにも面倒な社会になったなと思いますよ。

バイトしてお金を自分で稼いだり、お客様とのやり取りで敬語の使い方を学んだり、

又は恋愛でドギマギしたりとか・・・高校時代だからこその貴重な経験だと思います。

まぁ、いい勉強の機会にしてもらえたら親としては嬉しいですけど。

とはいえ、息子のバイトの送り迎えをしてしまうバカ親が僕ですけどw

僕が高校時代のアルバイトは夜遅くまで毎日働いてましたが、

親に『送り迎えして』なんて頼んだこと無かったですよ。

でも、いざ自分の子供となると、ついつい甘やかしてしまって、ダメですねぇ～。

そんな息子を見ていて、ふと高校時代の自分を振り返りました。

僕は高校時代なんて、マジでな～んも考えていなかったです。

高校時代の話題の中心は、少年ジャンプの漫画のネタの話だったり、

あとは、やっぱり異性についての話。ようは『惚れたハレた』って話題しかないですね。

僕も妄想の中では毎日悶々としてましたっけw

今思うと、あんな悶々として尚且つ鬱屈した毎日を過ごしていて、

よく問題も起こさずに無事卒業できたか自分でもわからないですよ。

ザックリ言っちゃえばオスとしての『発情期』だったんでしょうね。

普通はその発情期の鬱屈をスポーツにぶつけたり、もっと直接的に恋愛に求めたりするんだけど、

僕は本を読むことで、その悶々とした鬱屈を知識の中で昇華しようとしていたと思います。

ひとつ言うと、僕の数少ない恋愛経験を思い出すと、高校生の恋愛なんて、

ぶっちゃけ相手が好きかどうかなんて実はどーでもよくて（笑）

思春期(発情期)特有の『自分って何？』っていう自己確認をする手段でしかなかったんですよね。

当時流行っていた『新世紀エヴァンゲリオン』のテーゼでもあった、

「誰か私を認めて❗」「誰か僕を愛してよ❗」ってヤツです。

つまり高校生～大学生の恋愛なんて、自己愛や承認欲求を満たすための

自慰的な衝動でしかないんですよね。そこには相手に対する誠意も無ければ、敬意も無いです。

全ての欲求は、ただ自分自身の為だけで、自分が満足したらそれで終わり。

その結果、相手に悲しい思いをさせても何の感慨も無い。

自分の自己矛盾や鬱屈を晴らすことが一番重要で、あとはどうでもいい。

勿論、学校の教育現場では『自分本位はいけません❗相手の身になって、

思いやりを持ちましょう❗』的なキレイごとを教えています。

でもね？そもそも学生なんて、そんなもんでしょ？自分を振り返ればわかりますよね？

ある意味、人生の中で最も多感な時期である、思春期では、

むしろ健全な思考じゃないのかな？って思います。

自分中心、自己愛が全て。それは大人になる過程においては、

一度は経験しといた方が絶対にいいと思います。

だからね？僕はニュースなんかで反戦だとか、環境問題とかジェンダー差別とかで、

プラカード掲げて訴えている学生の市民運動をみると、この子たちは、この先普通に社会人になれるんかな？

って他人の子ながらに心配になります。ウクライナ問題や安保法制や

環境問題に怒りを抱いて、大人顔負けの理想論を声高に叫ぶのは、

プロの市民運動家に任せておけば？と思うし、

何より、学生時代という

貴重な時間を割いてまでデモに生き甲斐感じちゃうのはマズイっしよ❗

だってさ、そういった社会問題に『私達は学生ですが、社会問題を勉強して真剣に取り組んでいます❗』

って彼らはドヤ顔で訴えるけど、そこに「社会問題を訴える自分」というものに対する

承認欲求が１ミリも無いって断言できるんでしょうか？

僕には正義を盾にした自慰的な行動にしか見えません。

身の丈に合ってない高潔な理想主義が人を狂わせ、やがて狂った承認欲求の為に

多くの人を不幸にさせるのは、歴史を振り返ればわかります。

どうせ自己愛を確認するんなら、社会問題なんかより、

惚れたハレたの恋愛や、アルバイトで少しばかりのお金を稼いで社会経験を積んだ方が、

遥かに健全じゃないかな～ってね。僕は自己逃避の行き先を、

本に埋もれることで誤魔化してしまったから、息子に対しては、自分本位で貴重な学生時代を送って欲しいと切に願います。

それでは、またまた🙋

思春期の自己愛、承認欲求との向き合い方について