私の大好きなお友達が天使になり、
私の大好きなママ達が天使ママになり、
同じ天使ママとして、
改めて色々考えます。
自分が天使ママになって1ヶ月の頃
パパの出張に引っ付いて、
青猿と3人でいっぱい旅をして、
でもふと我に帰ると、
旅ができてることも、
当たり前に日常にあった
「医療行為」や「心配」を
もうしなくてもいい事に、
違和感と現実感がごちゃ混ぜで、
わけわからないフワフワした毎日で。
そんな時、
福井写真展に行きました。
同じ天使ママが寄り添ってくれて、
一緒に泣いてくれて、
無理して笑って毎日過ごしてた私は、
「無理してたんだ」と気づいて、
コントロールできなくなって、
初めて会ったママの前で泣きました。
その帰り道
心の状態が変わってる事に気付きました。
青はいなくなってしまったけど、
青が息子な事に変わりはなく、
これからお空から私達を見守ってくれるのだとしたら、
青にずっと見られているのだとしたら、
あんなに頑張った姿を見せてくれた、
あんなに命の輝きを見せてくれた、
ママの事好きでいてくれた青に、
恥ずかしくない母でいたい。
そう思いました。強く。
青が私にとって誇らしい息子でいてくれたように、
青にとって、私も誇れる母でいたい。
いなければならない。
苦しみから解放された青に、
天国行ってまで心配かけたくない！
悲しい思いさせたくない！
安心して、次の生に進めるように、
私は強くならなきゃならない！
もし、
私が青なら。
自分がいなくなったせいで、
ママが泣いて暮らしてるのを見たら、
「ママ、僕のせいでごめんね…」って凄く自分を責めて辛いと思う。
神様に、
あのママの子供になりたいのなら、
長くは地上にいられない。
病気でしんどい思いもするし、
自由に動き回る事もできないよ？
それでもいいの？
って言われて、
それでもいいから、あのママのとこに行きたい！と選んでくれ来てくれたのだとしたら、
泣いてるママを見て、
その決断すら後悔しちゃうかもしれない。
その決断が最高に嬉しかった事、
ママはそれでも最高に幸せだったし、
今でも幸せな事。
泣いてるのは寂しいからであって、
青のママになれた事は人生最高の贈り物だよって事を伝えていかなければならない。
だから、
だから、
私は前を向く事にした。
青が私達を選んでくれたのは、
私達のとこに来たら楽しそうだなって思ってくれたのだとしたら、
きっと笑って楽しそうなママが好きだよね。
たくましく幸せそうなママをみたら安心するよね。
安心したら、
また地上に戻ってこれるよね？
ママのとこじゃなくていいから、
他の誰かのとこでいいから、
新しい命をもらって、
今度はしんどくない、
普通の人生を生きて欲しいの。
青のできなかった楽しい楽しい事いっぱいいっぱいしてほしい。
だから、ママ頑張るね！
情けないママは卒業するね。
青が心配しなくていいママになるね！
お友達に、うちのママ凄いでしょ？って言いたくなるようなそんなママになるね。
あれから2年半。
今でもずっと、
それを心に思っています。
青はもう新しい命を生きてるかもしれないけれど、
青に恥じない母でいる事は、
私にとってずっと課題。
これが私の天使ママになるということ。
天使ママとして出した答え。
そう答えをだしても、
2ヶ月目は人に会いたくなくなって引きこもりがちだったり、
3ヶ月目は頑張って仕事復帰したものの、
些細な気遣いに勝手に傷ついたり、
なかなか大変だったけど、
その答えが支えやったし、
全てでした。
そして今、育がいる。
育との毎日に、青へ向ける気持ちはなかなか思うようにいかないけど、
育を守る事、育てる事、
それも支えだし、
そこも青に見られてると思うから、
頑張らなきゃって思います。
長くなってしまった。
次は、
天使ママとしての今の思いを書きます。
それはまた今度。
