救い | とにかくやってみよう!

とにかくやってみよう!

2014年7月9日待望の長男を出産。彼は18トリソミーでした。ただただ愛しい我が子は、ただただ強く生き抜き、10月27日お空に帰っていきました。
そんな我が子の備忘録と、単純に私の独り言の場としてやってみようかな的、ブログです(^_^;)

最近お友達がお空に旅立ったと、
立て続けに聞いた。
しかもほんとに突然行ってしまい、
パパママはもちろん、
18っ子ママ達のショックも大きいね。

どうして神様はこんないじわるをするんだろう


青がお空に旅立った時、
いや、青が産まれて、青の運命を聞かされた時、私もそう思いました。
なんでこんなかわいい子を見送らなきゃならないのかと、ずっと思いながら、
顔は笑いながら、いつか来る別れに備えて自分の心を守る予防線をはって、
青と生活をしてきた。
そうしないと、我が子を失った時、
自分がどんなことになってしまうか想像もつかなくて、準備してないと怖くて怖くて仕方がなかったから。
我が子を信じ切れてない自分が嫌だった。
けど、
この子は大丈夫って心から信じて、期待して、油断してしまって、
いざって時を迎えた計り知れない衝撃で自分が壊れてしまうのが怖くて、
自己防衛して何が悪いとも思ってた。
そのくらい怖かった。

何で覚悟せなあかんねん!
と、神様を恨んだし、
青を失った後、日課の散歩途中のお地蔵さんに手を合わすのを止めた。なんか嫌だった。

青がお腹にいる時から、
ずっと無事産まれますようにってお願いしてのに!!
何で青にそんな試練を与えるん?
こんな小さな小さな子に、
何でそんな苦しい事さすん?
何で連れていくの?
何で助けてくれないの?

そんな時、
誰かの話だったか、
誰かのブログだったか、
私はその話を聞いて、ほんとに救われた。
たわいもない作り話かもしれんけど、
綺麗事かもしれんけど、
そうでも思わなやってられへんから、
私は救われた。とても。
今、何で何でって思ってる18っ子ママ達が
少しでも、だったらいいなって思ってくれたらいいな。


お空でママになる人を探して下界を見ていた赤ちゃんがね、
神様にお願いしに行ったの。

「ねぇ、神様。僕ね、あのママの子供になりたい!お願い!あのママがいい!」

そしたら神様は困った顔をして言いました。

「彼女の子供になるには、君はまだ早過ぎるよ。君はまだお空にいて、ちゃんと生まれる準備をしなきゃ」

「ううん。神様。僕は、あのママの子供になるよ。あのママじゃなきゃダメなんだ」

「どうしても彼女のお腹に行くと言うなら、君は元気な赤ちゃんにはなれないよ?病気や障害があるかもしれない。短い短い間しか一緒にいられないかもしれない。ママを悲しませてしまうだろう。それでもいいのかい?」

「うん。それでも、僕は、あのママの子供になりたい。あのママに僕を子供として覚えてて欲しいんだ」

そうやって、赤ちゃんは、
大好きな大好きなママのお腹に入って行きました。


しんどくてもいいから、
短いかもしれなくても、
私を選んで来てくれた。
すべてわかった上で、それでも私がいいって青は来てくれた。
バカね。
ママはずっと一緒にいたかったのに。
しんどい思いなんてしてほしくないのに。
でも、
ありがとう…

それから、
また神様に手を合わすようになりました。
青のワガママを聞いてくれてありがとうございます。
神様も、大変ですね?(^_^;)