(母とあおちゃん)
幼い頃には母との関係性や自分の家庭環境が普通だと思っていたのですが、さすがに高校生になると世間一般と大きく違っているのがわかり、母とは絶縁状態になっていました
母娘三人で入っていた宗教も私と姉は殆ど活動はしておらず、母だけが相変わらず熱心でした。
母は高校生の事から入信してましたし、宗教が最優先の人生だったのではと思います。
宗教に関しては母の拠り所となってるので何とも思わなかったのですが、私達姉妹が恋愛をする年頃になると、この宗教がいろんな問題となりました
姉は高校2年生の時に彼氏ができて妊娠しました
母が妊娠に気付いた時には既に8ヶ月目でした
子供の父親である男性とその両親との話し合いの場所は宗教の教会で信者さん達も同席していました。
8ヶ月だったので、出産した後に児童養護施設などに入れるかどうかなども最終的には、その宗教の偉い(?)人が決めました。
結局、姉は子供を出産し父親である男性と結婚しました。
私も彼氏ができて結婚の約束までしたのですが、教会に連れて来ないと認めないと母から言われました
宗教が人生の全てである母にとってはどうしても譲れないルールなのでしょう…
当時の婚約者である男性は教会に来てくれたのですが、母が主な理由と言われて別れを告げられました
過剰な勧誘活動がある訳でもなく多額のお布施や寄付を強要される訳でもないのでこの宗教自体に問題があるとも思えません。
信者の人達も穏やかで温和な方達がほとんどです。
問題があるのは母だと思っています。
宗教関連の方達も母のことを「難しい人」だと言っています。
姉や私に対しても「母親として教えるべきことを教えていない」とも言ってました。
大人になってから本当に過酷な家庭で育ったのだとつくづく思う日々です