「膝痛」で困ってる皆さんや、膝を痛めた経験があり、整形外科等の標準治療を受けた方々に質問です!

あなたのお医者様に、「何故、私の膝は痛いのですか?」という単純明快な質問をなさった事はありますか…?

なさった方は、納得のいく答えがドクター👨🏼‍⚕️から帰ってきましたか?

よくあるお話しは、レントゲン写真等を見て、
「うーむ、ここの軟骨がすり減っててね〜」
「使いすぎですね〜」
「歩きすぎ、走りすぎ」
「老化ですね〜」
「ここの半月板が…。」
「ここの靭帯が…。」

とか言う、わかるような、わからないような?お決まりのお言葉では⁉️

じゃあ、「どういう事が原因」で、軟骨が擦り減ったり、半月板や靭帯に問題が、起きたのですか?

と、もう一度聞いてみてください。

おそらく、その理由を明確にお答えくださるドクターは、非常に少ないと思われます。

確かに、今の医学は、検査機器が発達して、患部を、より細かく見る事ができます。

しかし、その膝の症状が、何故起きたのか? という「因果関係」に関して的確な答えは返ってきそうで返ってきません。

ここで大事な事は、膝痛の原因は、膝にあるのか? それとも違う所が原因なのか?です…。

膝痛の「真の原因」は、人が二本足で立つ為のバランサーである骨盤に支障が起き、

その骨盤に直結している股関節が捻れ、(これは正常時で捻れはない)

その大腿骨(太もも)の末端である膝関節が捻れ、(これは正常時で捻れはない)

膝関節に常に負担がかかり、膝の症状が出現します。

骨盤に異常が起き、太ももが、外股になると、

膝関節も、それに連動して捻れが起きます。

骨盤に異常が起き、太ももが、内股になると、

膝関節も、それに連動して捻れが起きます。

そこで、膝関節は当たり前の関節の位置関係ではなくなり、痛みや損傷を起こします。

さて何が言いたいのか?

膝の問題は、膝が原因ではなく、膝に「結果」として問題が起きている…。という事です!!

だから、膝を治療しても、また、その関節をオペなどで「強固」にしても、原因の骨盤を治さなければ、また、「同じ事を繰り返す」という事です。もしくは、強固になった膝に症状が出なくなっても、その応力は、「上の股関節や下の足関節等に波及し、違う所に問題が起きる」という事です。

膝痛で、どこに行っても、なかなか治らない方、是非、当院にいらしてください‼️

*次回は、膝に水が溜まる理由と、それに対する自宅でできる対処法です。

皆様の中で、膝痛で苦しんでる方も多いのではないのでしょうか?

膝痛で整形外科に行って膝の治療してもらってるけど、なかなか治らない…🥵。

膝には、水は溜まるし、水を抜いて、チョットの間は、楽だけど、また、痛くなって、また、水が溜まる…🥵。

膝の水を抜くと「クセ」になる? とか聞くけど、ホント⁉️

 

お医者さんに相談したら、「う〜ん、まだ手術の必要性はないね?もう少し悪くなったら、手術しましょう」って、訳の分からないお言葉…😰。

手術の前に、治してよ🙏。

そんな話しを、沢山聴いて来ました。

今回は、何回かに分けて、膝痛の起きるのホントの理由と、とりあえず自宅で可能な対処法をご紹介致します。

まず、次回は、何故、膝痛が起きるか?

という事を、バイオメカニクス、バイオトライポロジーの視点から、患者様レベルでわかりやすく説明を致します‼️

膝痛でお困りの方、乞うご期待です🤗🤗🤗

 

本日は、専門的な話しになります‼️

いまだに骨盤の仙腸関節が「不動関節」って力説する「化石的発想😇の整形外科医」なら、まだしも(笑)、骨盤にアプローチする整体、カイロ等のセラピストの方々がYouTube等で、いまだにそんな事を真面目に言ってるなんて…😅。

その昔、レネ・カリエという方が「痛みシリーズ」という著書を書き、こういう世界では、カパンディと共に、当時のセラピストの愛読書でした。確かに、バイオメカニクス的な内容で、ワタクシも30数年前愛読していました…。

 

カリエは、著書の中で、静的な腰痛とか姿勢による腰痛全体の75%が前弯の増加「反り腰」を持っていると言います。

 

しかし、この腰痛の原因が「反り腰」っていうのが、果たして、ホントなのか…⁉️です。

治療家の方々、単純にお考えください。皆さまの治療院に「腰が痛い」と言って、腰をそっくりかえって、入ってこられる患者様がどのくらいおられますか…❓ たいてい、腰を押さえて腰が引けた姿勢で来られませんか…。😅

腰痛の方が立位で、「反り腰」に見えるのは、骨盤の変位により重心位置が変わり、その中で立つために、カラダ全体で「全体重心」を変位させている為で、反り腰(腰椎の前弯増強)が、腰痛の本質ではなく、局部が反ってる事が、腰痛などの「原因」ではありません!!

※木を見て森を見ていない…。

「反り腰が腰痛の原因」というのは、机上の空論です‼️ 目を覚ましましょう😅

正常の腰の状況は生理的前弯があります。

腰痛の殆どの方々の骨盤は仙骨に対して腸骨が前上方に転移しております(As系)。

そうなると必然的に立位において、仙骨の傾斜(腰仙角)が減少し、その上に載っている24個の椎骨は、生理的カーブを減少させます。それは、最近でいう、頚部においては、「ストレートネック」ってヤツです😆 (首のカーブの減少は、脊椎全体のカーブの減少の一部です)

この骨盤の状況が解決されず、時間経過すると以下のような様相を呈しまします。これは見かけ上、実際には腰仙角を含む前弯はやや増強傾向にあるが、立位姿勢を全体像として捉えると、生理的前弯は見かけ上でわずかに軽減しています。

ほとんどの腰痛の現象は言葉を変えると、「反り腰」どころか、「引き腰」なんです!!

但し、尻もち等の外力を受けた骨盤(Pit)は、腰椎のカーブは増強します。

しかし、それは、左右どちらかの片側に起きる訳であり、基本的に、逆側のカーブは正常に近いので、そこで脊柱の「捻れ」が発生します。

人のカラダの解析は、三次元的、立体構造で考えなければなりません😅。

X線のシェーマのような片則的な考え方では、本質を見抜く事は不可能です。

だからと言って、CT、MRIで解るのは、あくまでも器質的問題であり、常に「不断の動き」をしてる人間の「機能的問題」は、やはり解りません😩。

「動的診断」でなければ不可能なんです。

何処に行っても治らない腰痛でお困りの方、是非、当院にいらしてください🤗🤗🤗

 

*骨盤の経時的変化 正常時

1段階

2段階

3段階

稀にある「尻もちなどによる外傷性の骨盤」

構造医学解析I より