2019年11月公開「ひとよ」、U-NEXTにて視聴。

マイリストに入ってたんで観てみたけど、

この前観た「凪待ち」と同じ白石和彌監督作品でした。

二作品、内容は全く違うけど作品の色が似てるなあと思いました。

 

概要

15年前に起きた事件によって人生を大きく狂わされた一家4人が再会し、崩壊した家族の絆を取り戻そうとする姿を描く

 

 

家族の崩壊、そして再生。

子どもたちを父の暴力から救うために父を殺した母。

暴力からは救われたかもしれないけど、

それが犯罪者の家族として生きていかなきゃいけなくなり、

もっと生きづらくなるかもしれないことにまで考えが及ばなかったんだろうか?

 

15年後、

帰ってきた母を受け入れるに至った子どもたちの気持ちの動きがいまいち理解できんかった。

 

俳優陣のお芝居はどれもすごかった。

田中裕子さんは迫力があるのは言うまでもないけど、

松岡茉優ちゃんはリアリティがあって、こんな感じの人存在してそうと思った。

音尾さんは今作は良い人の役でうれしかった。ホント良い人だった。

 

大悟(千鳥)が出てきた時は吹き出した。コント感ハンパなかった。

 

 

たまたま同じ監督の作品を続けて観ちゃったけど、

わたし自身映画を深掘りできる力、理解力があまり無いので、

言わなくてもわかって下さいね的な作品はちょっとつらい。

この作品で何を感じればよかったのか。。。

 

感想があるとするなら、

タクシー運転手のお母さん、運転できるんだから子どもたち3人連れて逃げてほしかった。