「凪待ち」

2019年6月公開

 

 

「誰が殺したのか? なぜ殺したのか?」

 

って、そこ全く重要ポイントじゃないよね。

”誰が?”は明らかになったけど”なぜ?”はわからんままやったやん。

殺害の動機、そこホントに知りたいわ。

 

郁男(慎吾ちゃん)のクズっぷりがハンパない。

ギャンブル依存症。

湯水のようにお金が消えていくのにやめられない。

 

「すぐ病院に行って‼︎ 治療して‼︎」ってずっと心で叫んでたよ。

 

最後は何あれ?再生とか更生を期待させるような終わり方だったけど、

あんな甘やかしっぱなしじゃ無理っしょ。

本編中何度も更生の機会はあったのにことごとく裏切るし。

 

ただただ胸糞悪い映画だった。

 

 

ずっとムカムカ、モヤモヤしながら観てたけど、

亜弓さん(西田尚美)が美波(恒松祐里)を大事に思う気持ちは痛いほどわかる。

娘のことが心配だからこそ感情的になって、つい怒っちゃう。

不安だからこそヒステリックにあたってしまう。

娘と連絡つかないって母親にとってどれほどの恐怖か。

事件、事故に巻き込まれる想像しかできなくなる。

男運の無い亜弓さんの最期があれって可哀想で泣けるわ。

 

 

そんな感じです。

 

好きか嫌いかになると思うんだけど、

全般的に慎吾ちゃんの芝居はわたしの好みではないかもです、ごめん悲しいお願い