おととい、長男の命日でした。

先々週になりますが今年もお寺さんでお経をあげていただきました。


先日アベプラを見てて「ペリネイタルロス」って言葉をしりました。


検索してみると、


ペリネイタル・ロス(Perinatal Loss)とは、
周産期において、流産や死産または新生児での
死亡などで子供を失くすことです。


と書いてあった。


番組でも取りあげられるってことは話題性があるってことなのかな。



ペリネイタルロス、

わたしも、だよね。


あの日から26年。

26年経ってもぼんやりとした喪失感は残ったままかな。


思い返しても何がいけなかったのか、初めての出産だったし、理由がわからないまま、

元気に産んであげられなかった自分を責め、

ただただ失った現実を受け入れるしかなかった。


今となっては記憶もぼやけてきたけど、


妊娠中はいたって順調だった。

最後の検診で、陣痛がきたら来て下さいで終わった。

その最後の検診の晩、茶色いおりものの様なものが出たので心配になって病院に電話で問い合わせたけど検診後なので心配ないと、陣痛がきたら来て下さい、と言われ、それから2日ほど経ってお腹が痛くなり始めたので病院に行った。

入院してからは長時間の陣痛に耐え、分娩台にあがるも、なかなかの難産で、いろいろ手をつくしてくれてるんだろうけど、最後には先生が分娩台にまたがってまさにお腹からすいかでも出すがごとくお腹から押し出してた。


これだけ時間が経っても思い返すと血の気がひく。

まさに地獄絵図。


子どもの泣き声は聞こえてなかったと思う。

その後子どもはNICUのある県立中央病院に救急搬送され、一週間手厚く治療していただきましたが残念な結果に。


NICUの先生や看護師の方には感謝しかないです。子どもの状態をわかる限り説明して下さり、最後までいろいろと手をつくして下さいました。


変わって分娩した病院の先生の記憶がない。

分娩時の説明も受けてない。

5日間ほど入院してたけど入院中に顔をみた記憶がない。

記憶がないだけなのか本当に先生が来なかったのか。

入院5日間は子どもの病院と離れてるので見に行くこともできず恐怖でしかなかった。子どもの様子は毎日子どもの面会に行ってる旦那から聞くだけで、それもわたしの気持ちに配慮して元気そうな様子だけ。本当はいつもギリギリの状態だったのは自分の退院後に知りました。



初めてこうやって文字にしてみたけど、


こんなに時間経っててもつらくなるものなんだ