山は、どの方角からも登ることが出来る。
しかし、近道しようが、遠回りしようが、頂上に到達出来る人は、登り続けた奴だけだ。
そして頂上に到達した奴だけが、更に高い山を見つけることが出来る。
プレイヤーの志の大きさに比例したキャラにしか育成出来ないと思っている杏子です。
RPGのような育成ゲームにおいて、強いキャラを作る為のポイントは、簡単な作業を完璧にこなすのが、一番手っ取り早いと思います。
オルクスにおいては、アビリティのレベルを上げることが、これに当たると思います。
アビリティを集めてLvを上げていく作業は、無課金でも簡単に出来る作業だと思うのですが、みんなあまりやってないような気がします。
何でそう思っているかというと、取引所で売られている装備品のほとんどが、中途半端なアビリティLvで終わっているからです。
ところが、アビリティLvってのはかなり重要で、与ダメージ・被ダメージ計算式に、ATK・MATK・DFE・MDFEやSTR・INT・DEX・VIT・MENの計算とは別の項目で更に加算されるんですよね。
今持っている装備品を仕上げることが出来ないプレイヤーは、新しい装備を手に入れても、仕上げれないと思います。
まぁね、そういった強さだけを求めるのが、ゲームの楽しさではないと思いますが、少しでも強くなりたいという気持ちが有るならば、アビリティをLv10まで上げるという習慣を持つというのは、大事なことだと思います。
ゲームというものには、セオリーというものがありまして、だいたい同じジャンルのゲームには、似たようなパターンが有ると思います。
新しい装備品やLvの高い装備品は、古い装備品やLvの低い装備品よりも強い。
これは、どのRPGゲームにも特殊な装備品を除けば、共通だと思います。
にも関わらず、オルクスのプレイヤーは、サイタラ装備が好きですねw
比較的簡単に作れる上に、有料ガチャもあり、流通している数も多く、性能の割には安価で揃えやすい。
ですが、今のレベルキャップは85なんですよw
冥境門では、サイタラかネメシスというレギュレーションの中でやるわけですから、それで良いんですが、冥境門から一歩外に出ると、旧世代の装備品です。
ネメシスⅢを装備した時点で、一番重要な5セット目の効果が無くなり値打ちが無くなります。
マナスリンガーの場合、サイタラにはディフェンス系のセット効果が有りますが、火力系のセット効果が付くLv75シャッルの方が、DFE・MDFEが300ほど高く、Lv82シャーリーと比べればDFE・MDFEに1000ほどの差が出てきます。
アビリティやランダムパラメータにディフェンス系のものが無くても、レベルが高くなるとステ玉がてんこ盛り溜まっているので、防具やイヤリングのベースパラメータが上がれば、倍々ゲームで防御力が増えていきます。
この環境の中で、本当にサイタラで満足して良いのだろうか。
武器も同じで、ネメシスⅢはロスト・アーツが使えるという大義名分を使ったとして、サブ武器を070チタニアを使い続ける理由は何なのか。
比べるのは、他のプレイヤーじゃなくて、昨日の自分。
友スリンガーの、しぐりさんやシーさんと、街で遭遇したら、いつも装備品がどうだとか、スキルがどうだとか、物凄く長話しになりますw
みんな、色々考えてるんだなぁと、刺激になります。
そして、みんなに負けないように頑張ろうと、励みにもなります。
知らない間に、ナオヤもアーチャーの裏にマナスリンガーを作り、すでにレベルキャップですw
マナスリンガーは、ライバルが居るから、面白い。
みんな、強くなりたいという気持ちは同じなんですが、アプローチというか、優先順位に違いが有ったりして、話しをするだけで物凄く楽しい(*^_^*)
船が入港するのを待つんじゃなくて、船に向かって泳いでいく、そんな前向きな友スリンガーに出会えたことが、私にとっての最高の装備品だと、再確認した杏子でした。