ありのままでいるということ、それが理想だ。


だた、誰の前でも「ありのまま」でいるということは、横柄なこと。


どんな場面でも「ありのまま」を貫くなら、それはもう「わがまま」でしかない。



だけど限られたごく僅かな人の前でだけは、ありのままでいたい。


それも理想だ。


たった一人が相手でも、ありのままでいることは難しい。


自分がありのままでいる時、相手は少なからず我慢しているもの。


相手がありのままでいる時、自分はそれを容赦してあげたいもの。


たった二人でも、お互いがありのままでいて疑問を抱かないでいられるということは、とても幸運で恵まれたことだ。


大げさに言ってしまえば、奇跡のようなものだ。



だから「ありのままの私を愛して」とか「ありのままのあなたが好き」とか、簡単には言えない。