貴方の秘密を知ってしまいました。

悪いのはあたしだけど


こんなに胸押し潰されそうに苦しんでるのに


そう。貴方は知るはずもないね


だからそんな態度や言葉が出てくるんでしょうね



あたしが言いたいのは
色々あるけど

あたしが思ったのは
色々あるけど



逆に、貴方があたしの秘密を知ったら
貴方はあたしを捨てるでしょうね



あたしはこんなに
今にも死にそうなのに



貴方から言わせたら
屁理屈?最低な女?



そんな事思ってるのは
あたしの方かな

ね。


もう触れてほしくないと思ったよ
貴方を見たくないとも思った


けど




我慢して自分殺して
貴方を乗り越えようとしてるあたしは

バカな女ですね



貴方みたく
自分を持ってて


貴方を潔く嫌いになって
バイバイする事ができればいいのに




また弱い自分
知っちゃった


また弱い自分
大嫌いになってゆく



さようなら







言えたら良いのに
嫌な夢を見たの。

貴方と、貴方の元奥さんと、あたしで海にいたの

あんまりハッキリ覚えてないんだけどね

元奥さんが貴方を引っ張って
目の前でキスしたの


嫉妬です


抱き合ってもいたの

貴方は抵抗してなかった


あたしは見るに見かねて


もう一度付き合っちゃえば良いじゃん

って、怒鳴ったの


そっから記憶はない


起きたら、貴方は居なかった
凄く不安になったの

元奥さんに会ってるんじゃないかって

一度帰ってきたね

でもあたしが寝たフリしてたら

もう一回出ていった

一時間もしないで戻ってきたね


不安で仕方なくて

だから


今日は帰る事にしたの


一週間以上も泊まってるし

マンネリが怖かったの



信じたい
なんて嘘


信じたい
って気持ちの前に

信じられないよ


毎回毎回
朝居ないとき

誰かと会ってるんじゃないかって


不安で仕方ないんだよ



悔しいけど


好きだから

嫉妬する
不安になる
信じたいのに
信じられない


ねぇ?

これを解決できるのは

本人の貴方なの
誰にも解決できない





心は雨。
5月2日。
決心の日が来た。

彼に別れを告げる日が…



5月2日。
朝方の4時。

眠れなくてあの人の家に泊まりに行った。
置き手紙を置いて。

『眠れないので外出してきます。上の部屋見てわかると思うけど、今日大事な話があるから昼頃に帰ってきます。…ちなみに、今日は仕事の事で適切なアドバイスを言ってあげられなくて御免ね。不安にさせて御免なさい。』


家を出る前の話。

彼はいつも通り仕事が終わって、電話がかかってきた。
あたしはあの人と買い物に行っていて、あまり長電話は出来ないと思い軽率な態度で話を聞いて、軽率な気持ちで相槌をうった。

帰ってきてから彼の機嫌は落ちていて…
夜ご飯食べたらすぐに寝てしまった。


私は明日、出てくと決めていたので上の部屋だけ、荷物をまとめた…。

そして、彼の携帯を見てしまった。

仕事の車をぶつけてしまい、上司には愚痴を言われ、終いにはボーイの仕事を任されてしまっていた。

すごく言いづらくなった

落ち込んでいる彼に、それ以上に落ち込ませて良いのか…

逃げようとした。
直接じゃなくて、メールで別れを切り出そうとした。


でも、それが、好きって感情ではなく、同情で付き合っているって痛感した。


5月2日。
朝起きたら彼からメールがきてた。
寝起きだったのであまり読めず、そのまま帰宅した。


直接話した。
もう好きじゃないと。
好き、ではなく、同情になっていると。

彼はあっさりと別れを理解してくれた。
荷物をまとめ、実家に荷物も運んでくれた…
最後に、お金がないと言う私に一万円をくれた。
貴方もお金がないのに。


お金に始まって、お金に終わった様な気がした…。


彼は、それでもまだ好きだと言ってくれた。
競馬は一緒に行こうねって約束した。
次に会えるのは秋だと告げた。


さようなら。とも言えずに彼は帰った…


私はあの人を呼び出し、また荷物を車に運び妹の家に引っ越した。



その日は色々と疲れて考える時間もなく寝た。



でも最近。
心に穴が開いたことに気が付いた。
何かが空っぽになった気がした。

一人の夜を今日初めて過ごして気が付いた…

私はまだ彼が好きなんだと。
涙が出てくるのは、彼が好きなんだから、だと。


さっきまであの人が隣に居たから気がつかなかった。

いや、…気が付かないフリをしていただけなんだと。


彼がいない。
夜がこんなに寂しいなんて知らなかった。

うんざりしてた日々が、暖かかったなんて。


忘れ物したと彼にメールをした。
メールの返事を今か今かと待ち続けるのが恋なのだと。
…思いもしなかった。



あの人の存在が大きいから、あたしはここまで出来たのだろうか?
それとも、一度決心した自分がいたから出来た事なのか
考えてもわからない


あの人の存在。
そこまで好きなのかわからない。
一時の感情と言われれば、そう思ってしまう。



…彼が好き。
会いたい…。
抱き締めてもらいたい
いつもの様に名前を読んで
おいでって言って
抱き締めて
キスをして

涙が止まらないよ
悲しみが止まらないよ
胸が苦しいの



彼はまだ好きだから待ってるって告げた
でも、もう戻る気はない…

それが何故なのかはわからない…


…でも、やっぱり好きだよ

声を聞きたい
呼んで
私を呼んで


無理矢理連れ去って


醜い私…。
ひどい女。



彼のメールを読み返してばかり

…消えたい…