今朝みた夢を
まだリアルに覚えていたので
書いてみたいと思います。


軽い読み物みたいな感覚で
どうぞ。




クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー



隣人はとてもムスッとしている。

あまり手入れをしていない
腰まである長い髪。

何となくずるっとした身なりで、
いつもシャツワンピースを着ている。


道端で通りすがる時に
こんにちは と
挨拶をしても

大抵は無視か、
逆に睨まれることが多い。


取り立てて何があるわけでもなかったが、
彼女のことが少し苦手だった。

我が家は彼女の家の
ハス向かいに立っていて

ある部屋の窓から
彼女の家が見える。



精神的な病を患っているらしく
たまに病院へ連れていかれるのを
窓を通りかかった時に見かけた。


ご近所の人達も彼女とは
あまり交流がない。

むしろ少し煙たがられている。



1人で暮らしているからなのか
ブツブツと庭で呟いている。

日によって声色が変わるので
機嫌のいい日と
良くない日があるのだろう

あまりに声色が違う日があるので
何となく、人格も
日によっては違うのではないかなと
思ったりもした。




ある日、窓のある廊下を通った時
目の端に入り込む
窓越しの風景に違和感を感じた




ふと顔を外に向けると
隣人の家が一変していた



とんがり帽子のような屋根
くすんだ えんじ色の鱗瓦
古い石積みの壁は薄黒いはずだった


それが、
鮮やかな色で彩色されていたのだ。


ピンクからクリーム色への
グラデーション

パープルからターコイズブルー

絵の具を塗りつけた刷毛の跡も面白い

何棟かあるとんがり屋根は
色とりどりに塗られていた。



鱗瓦の一枚一枚が、
ハイテクな技巧がされていて、
パタパタとランダムに
はためいている


まるで生き物の鱗みたいに
波打ち、動く度に太陽に照らされて
キラキラと光っていた



あまりの素晴らしい光景に
思わず声を上げてしまった



急いで階段を駆け下りて
外へ出た




隣人は完成へ向けて
どのように作業していくか
思案しているように
家を眺めていた。



私は近づいて声をかけた

『すごいね~!!これ!!
自分で塗ったの!?
動いているのもびっくりだよ、
本当に素敵だねーー✨』


初めて彼女の笑顔をみた。



これが初めての会話らしい会話だったが
馬が合い、
一気に打ち解けた。
昔からの親友みたいに
私達は語り合い、笑いあった。




なんて素敵な笑顔をするんだろう。

とても絵になる光景だった。
自分の殻を打ち破って
内側から輝くようだった。



私は彼女が首から下げていた
一眼レフカメラを借りて
彼女を撮影し始めた。

撮影されたことなんてないよ
と照れながらも
話が弾むと、良い笑顔で笑う

シャッター音は
私たちの笑い声で気にならなくなった



見た目はいつもと変わらず
手入れの入っていない長い髪に
ずるっとしたシャツワンピースを
着ていたが

今の彼女は別人のようだった。





彼女はまた作業にとりかかりに
お手製の足場へ登って行った。


私はそれを眺めながら考えていた



今までは、精神病院で
病名を付けられてしまったけれど

きっとあなたはもう
病気ではないよ。

それはただの個性だ。

お薬は飲まなくても
いいんじゃないかな…



伝えるべきだろうか。

そんなことを考えて
あのさー、と声をかけようと
口を開きかけると

突然、低い声がした。




振り向くと
年配の男性が立っていた。


首を横に振りながら
『その必要は、ないですよ。』
と、銀髪の年配の男性は言った。


色素の薄い、透明な瞳が私を見ている。
クリスタルのような
吸い込まれるような美しさだった。




私の心の中の声を
この人はすべて
お見通しだと言うのだろうか。


びっくりして
何も言葉が出てこなかった。




銀髪の男性は
2人の若い男女を連れていた。

どうやら、隣人の弁護士だという。
男女は助手だった。


少し話をしましょう
という流れになり
近くのひなびた喫茶店へ連れていかれた。




ついさっき親友になった隣人について
その弁護士から色々と
聞かされることになった。



それはそれは
あまりに突飛なお話で
頭の中で整理してる暇もなく
話について行くのが精一杯だった。
(残念なから、今は記憶に残っていない)



終わりに こう言った。

『この出来事は、ただの夢だけれど
アストラル界で起きていることなので

あなたと彼女の関係は
現実に戻った時
あまり変化を感じず、

また、言葉を交わすことも
無いかもしれない。けれど、

アストラル界で関係を取り戻したことで
現実も少しだけ穏やかになるでしょう』






助手の女が、銀髪の弁護士に何か手渡した。



鹿革に包まれたCDだった。

とても古そうだったけれど
そのCDのアーティストは
私の大好きな憧れの人で、

自分では手に入れられない
とてもレアなものだった


目の前でポイッとやり取りしているのを
口に両手を当てて
目をまん丸にしながら見ていた



弁護士は
その鹿革に入っていたCDを
私に何の気なしに
手渡した。



同時に、助手の2人と仕事の伝達事項を
話し始めたので
3人はしばらく私には構わず
話し込んでいる。





私は突然渡されたこの
貴重な音源を
どうしても聴いてみたくなって
私の席から少し手を伸ばした所にある
オーディオに
そーっと
CDを入れてみたい衝動にかられた。


丁度3人の話が終わり
助手の女が
私のCDを持って伸ばした手に気づいて

『ありがとうございます』

といって
鹿革のケースへ戻してしまった。

私の衝動はバレていないらしかったが
惜しかったなぁという気持ちが
あった。



あぁ~あ~。
もう少しであの素晴らしい歌声が
聴けたかもしれないのになぁ~ 

でも勝手に聴こうとしたくなるなんて
ちょっと失礼だったよね
バレなくて良かった…


なんて考えながら、下を向いてたら
スっと手が伸びてきて
鹿革を手渡された。



弁護士だった。


『君に聴いて欲しいよ』




え!?良いんですか!?



弁護士はゆっくりと頷き
微笑んでいた。


なぜ心の声が分かるんだろう?

本当に…弁護士なのだろうか…
と思ったか思わなかったかくらいの
タイミングで


『一週間後にまたくるから
その時まで貸してあげますね』


そう言って
3人は去っていった





おしまい。
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー




目が覚めて
隣人があまりにリアルな相手だったので
しばらく『 .........。』ってなりました。




寝ている間に対人関係の修復や、
カルマの解消なども
行われていたりするのかなー。





ただの夢のお話。

どうもありがとうニコニコ



ではまたキラキラふたご座キラキラ