- 島本 理生
- ナラタージュ
図書館で借りて読んだ本。
学生時代の話で、入りやすい内容だった。それに私にはなんとなく共感できるところが多かった。同じ本を読んで感じることって人それぞれ違うんだと思う。
私が感じたことは、人はどんなに誰かと交わっても結局一人で生まれて、この世から去ってゆく存在なんだってこと。例えば今共感できることはたくさんあっても、その人とすべては重なることはできない。私の心のなかに、いつまでも過去の存在が占めている部分があるように、その人にとっても私が侵せない大切なものがあって、それは仕方のないことなのかもしれない。ただ人は寂しがりやだから、それでも誰かと交わりたくてわかってほしくて、だから苦しくて切ない。それをこの本は切々と伝えてくれる。




