音楽をかける


私の心の隙間を埋める


乾いてひび割れた心の隙間を

音が滲みていく・・・


乾いたスポンジのような心は

少し潤う


けれど


スポンジはすぐに乾く


私の心もすぐ乾いてしまう・・・


心を潤すには


あなたの熱いキスでないとダメみたい

あなたに逢えない時間

長くて長くて

気が遠くなる


想えば想うほど

辛い時間・・・

逢いたい・・・逢いたい・・・

わかっていても想いが込み上げる


逢えない時間

嫌い・・・


あなたの腕の中で眠る

このまま止まればいいと思う時間


けれど無常にも

幸せな時間は儚く散る

短くて・・・足りないよ・・・

もっと側に居たい・・・

もっと側に・・・


夜明けの日差し

私の幸せな時間を

奪い去っていく・・・

だから・・・嫌い・・・

気ままに吹く風

いつでも自由に吹き抜ける


私の頬をすり抜ける

私の身体を包み込む


時に冷たく・・・

時に暖かく・・・


貴方の風になって

貴方を包みたい


いつもそばにいて

貴方を包んであげたい


貴方が淋しいときも

貴方が辛いときも

そして・・・

貴方が幸せなときも・・・


一緒の時を過ごしたい


その胸にもう一度帰りたい・・