先日我が子の乳幼児健診に行ってきました
乳幼児健診は3-4か月、1歳6か月、3歳の乳幼児を対象に市が主催しています。
当日は市内外の小児科、歯科、眼科の医師や保健士、栄養士さんなどもきてくださり充実したものだと思います
しかし、先日の1歳半健診の際、とても恐ろしく不安な気持ちになってしまいました
それは、医師がしっかりと子供の股関節をチェックしてくれなかったのです。
私は、長女が健診で先天性股関節脱臼を見逃されたので、この子も念のため丁寧に見てほしいといったにもかかわらず、
医師の問診を受ける際、向かい合っている医師の所から私の所までのたったの3歩ほど子供を歩かせその姿をみて、「ちゃんと歩けてるから股関節に異常はないでしょ!!」と言われました。
「いやいや長女は、階段も登ったり走ったりもしていたので、大丈夫と言われ、結局見逃されてしまい治療に苦労したんです。~」と再度言ったにもかかわらず、
「ん~そういうこともあるんだね~まあ歩いてるから大丈夫でしょう!」と言われ、股関節の触診さえしてくれませんでした。
しかもこの医師は長女が入院治療でお世話になっている病院の方だったのに・・・それも伝えたんですけどね
若い先生だからそういうものなのかな?と。とても悲しい気持ちになりました。
我が子を治療してくれている先生も医師による股関節脱臼の見逃しがとても問題だと以前嘆いておられたことを思い出しました。同じ病院の若手医師にさえその思いが届いていないのだなと。
長女の話になりますが、
両祖母も指摘するほど、左股関節が硬くおむつ替えの時も左足が時々曲がりにくいことがあったうえ、歩き方も左右差があり、健診の度、また病院に行く機会があるたびに医師に歩き方が気になる旨を伝え、保育園でも気になることとして常に伝えていました。
しかし、どの医師も心配しすぎることはありません。個人差もあり、成長とともに左右差はなくなり、しっかり日常で体力をつけさせていけば問題ない、と心配性の親、過干渉になりすぎている祖母といった言い方ばかりされ、レントゲンを撮るまでもないといわれ撮りませんでした。今思えば気になった時点で最初にレントゲンを撮っておけばよかったと何度も何度も悔やんでしまいます。
また保育園では他の子供より歩く速度も遅く、歩いても直ぐに疲れてしまい遠足に行っても帰りは歩けないので、体力があまりにもないので、自宅でもっと体力をつけさせてくださいと。
保育園でもなるべく外遊びをさせたり歩かせるようにしますと。
何人もの医師や保育に関わる方誰もが気付いてくれず、結局子ども本人にかなりの心身とも負担をかけることになってしまい、完治もすることがないといった状態になっています。
そんな辛い思いを子どもたち、また親にもしてほしくないとの思いであんよの会を立ち上げたのですが、先日の健診の医師の様子をみるとこのような健診がつづいているようであれば、また我が子と同じようにつらい思いをしてしまう子供たちが今後も出てくるのではないのだろうか?ととても悲しい気持ちになりました。同時にあんよの会の今後の在り方も見えてきたような気がした健診でした。
医師への働きかけ、また親への啓発活動がとても大事だなとあらためて思った一日でした。
私も、股関節脱臼の見分け方(しわなど)と心配だったらレントゲンを撮るというこの二点さえ知識があれば現状が変わっていたのだろうなと。