久しぶりの更新になりました。

陽性反応後の不正出血からどうなったのか。

ずいぶんと延ばしてしまった。

 

あのあと、いつものクリニックに行った。

受付の時に「生理が来たので」ではなく

「生理が来ないので」と言うこと以外は通常通り。

診察台に上がって先生のことばが発せられるまでのあいだ

緊張した。

「ご懐妊ですね。おめでとうございます」

そう言って、エコー画面を見せてくれた。

「あなた、心拍確認できるの早いわね。

このピコピコしているのが心臓です。

ゆっくりだけど、大人並みにしっかり動いている」

想像より、わたしは落ち着いていた。

もちろん、嬉しいのだけど、

泣いて喜ぶとか、歓喜するとかなく、

しずかにひっそりと。

 

その5分後に祖父が亡くなったと連絡があった。

クリニックの玄関あたりで電話に出て

母と短い会話を交わした。

自分で言うのもなんだけど、

両家ともにわたしは初孫だったので、

ずいぶんと可愛がってもらった。

祖父はすごく子ども好きだった。

 

葬式の時、孫代表のわたしはほかよりずば抜けて年上で、

だれよりも取り乱してしまった。

たくさんの花輪が飾られた会場で

お経を聴いているとなんだか現実味が増してきて

やっと泣けた。

子どもがお腹にいると知った時も

祖父が亡くなったと聞いた時も泣けなかったが、

今やっとさまざまな感情を浄化できた、と思った。

 

触れた祖父の顔はすごく冷たく

思わず手を引っ込めた。

 

葬式がおわった翌日の朝に

母に妊娠した旨を伝えた。

出産予定日通りにいかないだろうけど、

それは祖父の誕生日の2日後だった。

 

先生のことばのチョイスの問題なのだけど、

「ゆっくりだけど、大人並みにしっかり動いている」

というフレーズがとても心に残っている。

祖父はがんばり先を変えたんだな、とちょっと思った。

命が巡るのかはわからないけど、

残られた人たちの心が少しでも安らかになるのなら

そういう考え方も素敵と思う。