根なし草あーにゃの趣味の部屋 in Philadelphia 

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アメリカに引っ越してはや7年。
趣味について、Philadelphiaでの生活について、仕事について、ちょこちょこ書いていきます。

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本を読み終わったとき、

もしくは映画を見終わったとき

しばらくその世界観にどっぷり浸ってしまって

ボーっとしてしまうこと、ありませんか?

私はあります。




たった今Elizabeth Kostovaの2作目、The Swan Thievesを読み終わりました。





一作目のThe Historianもそうだったんですが

彼女の作品は本当にしっかりとした世界観をベースに書かれていて

リサーチすごいしてるんだろうなぁ~と尊敬してしまうんですが。



いや、あたしも好きなんですけどね、リサーチ。

大学の時のリサーチペーパーとか

周りが『うげぇ~』っとなっている中で

『何について調べようかしら♪』とわくわくしてる変な子でしたから(苦笑)





さて、The Swan Thievesですが。


主な舞台は現代のヴァージニア州、ワシントンDC。

ナショナルギャラリーでLedaという名画を傷つけようとしたことで

逮捕された画家、ロバート・オリバーが、

なぜそんなことをしたのか、

彼が描き続ける黒髪の美女はいったい何者なのか、

彼の担当医となった精神科医のアンドリュー・マーロウが探りにいく、というの主なあらすじです。





今回も主人公は各地をめぐります!

主にアメリカの東海外がメインなのですが、

メキシコのアカプルコ、そしてパリ周辺などなど。

旅情がかきたてられますね~(笑)





この作品も、前作と同じように

色々な人間の独白(Narrative)と手紙が重要な役目を果たしています。


マーロウの独白が主にストーリーを進めているのですが

現代からはロバートの前妻、ケイト、

ロバートがケイトと別れた後に関係を持っていた画家、メアリー、

そして手紙の書き手である19世紀のフランスに生きた画家ベアトリスと

彼女の夫の伯父であるオリヴィエのやりとり。

これらの登場人物の体験・想いが絡まりあってストーリーに深みを与えています。






この作品には歳の差恋愛がたくさん出てきます。

しかも全て15歳以上差!(多分…年齢がしっかりと表記されてるわけではないので)

たった今歳の差恋愛を(たったの4つだけど)してる身としては

興味深いというか、身をつまされる思いというか(苦笑)




一度好きになったら

愛してしまったら

歳の差なんか関係ないんですよね、ホント。


自分が年下のときはそんなこと気にも留めなかったんですが。


特に女性としては実際自分のほうが上となると、どうしたものやら。

もっと若くてかわいい込みつけちゃうんじゃないかしら

森高千里も

『私がおばさんになっても本当に変わらない?

とても心配だわあなたは若い子が好きだから♪』

って歌ってたし!(歳バレるっちゅうの:笑)



閑話休題。






同じアーティストとして

ロバートの黒髪の美女に対する執着、

『描く』ということに対する執念には共感できる気がします。



一番自分で『よくやった!』と思える舞台は、

練習して、練習して

いざ舞台に立った時は本当に『無』になれた時。

パートナーと見えない糸でつながるんですよ。

う~ん、糸、というより、

無意識に相手の呼吸を読んでる、というか。

そして終わった後の、あの高揚感!

ああ、やっぱり舞台はやめられない(笑)




その舞台に立っているときの集中力、

ものを『創っている』時の集中力、というのは

どの形態のアートにおいても共通して言える事だと思います。




Elizabeth Kostova自身がインタビューの中で語っていたのですが

The Historianを書いている時、彼女は大学院に通っていて

クラスや仕事の合間の15分、1時間という時間を見つけては

書き溜めていったそうです。

それもこれも、彼女はリサーチやらでストーリーを完成させて、

あとはそれを書き出していくだけ、

という所までその物語の世界観を確立させていったからなんですね、きっと。




テクニックとか、言葉遣いとか、筆遣いとか、

そうい事にも気は使うけど、

一番大切なのは『無』になれる瞬間。

後はとり憑かれたように

物語に、

音楽に、

色に、

そして情熱に

自分を任せる。

そこにアートが生まれるのかもしれません。


The Swan Thieves/Little, Brown and Company
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文字通り映画『ジュラシックパーク』の原作です。

図書館かどこかでただで貰ってきて読んだのですが、


英語でここまでドキドキハラハラしたの初めて!(笑)


映画も何十回も見てて、

話の筋なんかも完璧に覚えているのに(もちろん設定の違うところとかはあるけど)

T-Rexが出てくるところかもう心臓バクバク(笑)

最後のヴェロキラプトルが出てくる所でも冷や汗が…。


映画では結構『いいお爺さん風』なハモンド氏は

小説の中でもちょっと悪いジジィだったりして(笑)

映画と小説では誰が生き残るか、なんていうのも違うんですね。



こういう原作もので困る(?)のは

原作がものすごく好きで、映画を見た時にあんまりにも設定が変わっていたりした時に

『何じゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!!!』

とちゃぶ台をひっくり返したくなること(ないけど、ちゃぶ台)。

特に個人的に原作に入れ込んじゃっている場合は悲劇です。


例えば私の大好きな小説にJames Patterson作のSunday at Tiffany'sという本があるんですが、

何年か前にLifeTimeというチャンネルが映像化したんですね。

いわゆるTV映画(日本で言うとスペシャルドラマ、みたいな)

それをたまたまTVで見てもう愕然。


『Michaelはこんなにタラシっぽくな~~~~~いっ!!』


はい、個人感情入りまくりです(苦笑)


でもキャスティングに関する文句は別としても、

作家が一生懸命練りに練って書いた原作を

もちろん許可を得てやっているとはいえ

ここまで切り裂いてしまっていいものだろうか…

と思ってしまうんですよね。

大まかな設定は一緒だけど、細かいところが

これでもか、これでもか、というくらい違う…。

結局いらいらしちゃって、何回見ても5分くらいでギブアップしちゃうんです。




逆に映画がすごくよくて原作が『オイオイオイ』だったのが『プラダを着た悪魔』。

映画版のある意味潔いメリル・ストリープが大好きだったから、

原作のミランダのあまりのビッチぶりに絶句(笑)

そして友達のリリーのどこまで依存的なんだよ!なキャラにも絶句。

友達が忙しくてかまってくれないからって飲んだくれになるか、普通?


もちろん映画用に色々改定したんだろうけど、

映画版のミランダはかっこいいですよね。

アン・ハサウェイ演じるアンディも劇中で言っているけど、


"If Miranda was a man, no one would notice anything except how great she is at her job."

(もしミランダが男だったら彼女が以下に有能かってこと以外誰も気にしないでしょう)


これってある程度真実だと思うんですよね。

男性がワンマンであることは許されるのに

女性がそうなると一斉に非難される。

そんなことを一切気にえず仕事を掻っ捌いていくミランダは、

確かに扱いにくいボスかもしれないけど(私は絶対働きたくないけど!)

私としては、同じ女性としてすごく尊敬できる。



『プラダを着た悪魔』に関しては色々ありすぎるので、

近々別にもう一本書きたいと思います。

よろしかったらお付き合いくださいませ☆

『人生の変わり目』という時期にわたしはどうやら立っているようです。



『私は本当は何がしたいのか』



ということをこの一年ほどずっと考えてきました。



この一年間、今まで自分が大切にしてきたもの、

いわゆる思い描いていた人生のレール、のようなものが

ぶっ壊れるようなことが立て続けに起こっていて、

改めて

『自分が誰なのか』

『この人生をどう生きたいのか』

ということを真剣に考えざるを得ないような状況になったのです。



仕事は大好きでした。

裏方でも、舞台に関わる仕事。

もともと興味のあったクラシック音楽を間近でで体験できる仕事。


でも、一生裏方でいいの?

表舞台に立ちたかったんじゃないの?


そんなことを思い続けていたのも事実。



こんがらがった頭を真っ直ぐにしようと

カウンセリングのサイトなんかを読んでいるうちに



『本当に願えば、本当にほしいものが手に入る』



という事を信じ始めたのは今年に入ってからです。



そんなことはまやかしだ、と思われるかもしれませんが

アメリカに来たかったのも、

英語をネイティブ並みに話せるようになりたかったのも、

役者になりたかったのも

私が本当に望んで、手に入れたいと願い、実際に叶ったもの。


もちろん簡単ではありません。

『そりゃないでしょ』と思うようなことも沢山ありました。

でも自分の『一番』に一歩一歩近づいているのは真実だと感じます。



『2番目に好きな』じゃもう満足できない。

『一番好きなこと』をして生きて行きたい。

『一番好きな人』と一緒に生きたい。

『一番いたい場所』にいたい。



このことに気づいて一番初めにしたことが、

当時付き合ってい彼と別れた事(苦笑)

実はもう一人かなり入れ込んでいる人がいるんですが、

自分に自信がない上に、仕事上で利害が絡んでいるので

お付き合いできない…(と自分で勝手に思っていた)


だから2番目に好きな彼と付き合い始めたんですけど。

しかもあっさり振っちゃってるし。

あー酷いやつだあたし、と思ったけど

ズルズル付き合って傷つけるなら

早めに対応したほうがダメージは少ない、ですよね?



次のステップは一番住みたい街に住むこと。

なのでこの秋に引越しです。


憧れのニューヨークに!!


後はしばらく家計を支えるための仕事が見つかれば

私的には万々歳です。




怖いですよー。

内心めちゃめちゃビビってますよ(笑)

でも自分の『ワクワクする事』を指針に考えたら

これが一番の選択。


勇気を持って一歩進んだときに、

自分に大きな自信がつくといいなぁ。


そう思って過ごしている日々です。