研修に行ってきました!(その2)
おはようございます。「あにき」です。
研修の記憶が鮮明なうちに、感じたことを綴ってみたいと思います。
●2日目の夜 横浜
この日は横浜でホームレスの方の支援を長年されている、寿支援者交流会の高沢さんに
横浜市内(もっとも宿泊したホテルの近郊ですが…)を案内していただきました。
その前の懇親会では、横浜のPSスタッフ、2年前まで野宿者で、今は生活保護を受けながら、
野宿者の夜のパトロールなど、逆に支援する側で頑張っていらっしゃる方などと、楽しく意見
交換させていただきました。みなさん、ありがとうございました。
上の写真は、ホームレスの方が野宿できないように、ベンチの真ん中に「肘掛」を設置した
「ホームレス対策ベンチ」だそうです。
●3日目 横浜
昨日に引き続いて、高沢さんに資源見学をお願いしました。
みえづらいですが、ガード下と歩道橋の下にフェンスやネットが設置されています。
高沢さんは、この場所に対策がされても、ホームレスはいなくなるわけではないので、結局違う場所に
行かざるを得ない、根本的なホームレス対策にはなっていない、とおっしゃっていました。
前日のベンチもそうですが、住民からの、野宿者は汚い、見栄えが悪い、怖いなど(殆どが偏見ですよね)
の苦情から、対策した結果、多くの場合その場所から野宿者はいなくなりますが、野宿者も食べていかな
くてはならず、毎日なんらか(たとえば空き缶を集めて、業者に売る、など)の収入、手立てで日々食べつ
ないでいるわけで、対策によって移動を強いられ、宿泊の場所だけではなく、生活の場そのものを失うんだ
と感じました。
一般的な簡易宿泊所です。エアコンの間隔から、お部屋の狭さ、が伝わるでしょうか。
お部屋はだいたいこんな感じです。一泊2200円ぐらい
釧路に住んでいる自分達には、初めての光景が続き、大変ショックでした。
見るもの殆ど、リアルな世界ですから。
でも、たくさん感じたことはあるはずなのですが、うまく言葉にできません。
とにかく生活の場(雰囲気、まちのにおい、行き交う人々など)を肌で感じることができたのは
何よりの収穫だと思います。
お忙しいところ、2日間にわたりお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。
研修に行ってきました!(その1)
こんにちは「あにき」です。
7月10日から4泊5日で、千葉~横浜~札幌と研修に行かせていただきました。
とにかく、同じ日本とは思えないほど…あつい!!
釧路人には、とてもつらい2日間でした。
●1日目 釧路→千葉
まず、千葉県では七年ほど前から県の自主事業として、中核地域生活支援センターという
パーソナル・サポート・サービスによく似た活動をしているところがあると知り、今回シンポ
ジウムがあるということで、参加してきました。
300名ほどの会場が、ほぼびっしりになるくらい、盛況でした。
終了後、追加セッションにも参加させていただきました。
●2日目 千葉→横浜
2日目は、前日お世話になった中核の朝比奈さんという方のご紹介で、4つの中核地域生活
センターの所長さんに集まっていただき、事業報告と意見交流をしました。
お話を聴いていると、活動の内容がえにぃでの内容と酷似していたり、他の機関との関係で
悩んだりしたことを共有できたり、とても親近感を覚えました。
活動の実践などもお話いただいたのですが、事例のたびに、こちらの相談者の顔などが思い
出されたりして、こちらの今後の活動に、とても参考になりました。
まだ2日目ですが、とても一度に書ききれないことを悟りましたので、次回に持ち越します。
出前ゼミ!!
おはようございます。「あにき」です。
えにぃでは、自主学習会を実施していて(最近はご無沙汰していましたが…)
普段の業務だけでは、なかなか理解しにくいこと、また普段の業務で困ったことなどをテーマに
外部の方を講師としてお招きしたり、時には、地域の学習会に参加していたりします。
今回は6日、7日の2日間にわたって、北海道教育大学で、発達障がい児の支援や特別支援教育
についてご活躍の二宮信一先生のお話を聴けるチャンスとなりました。
えにぃのスタッフだけでなく、他の児童の放課後支援を行っている事業所の方なども、
真剣に、楽しく参加していました
二日間とも、午前中の2時間での講義でしたが、あっっっっ という間に時間が
過ぎ、先生の(素人のわたしたちにも)わかりやすい言い回しと、誰もが簡単に
あ~、(そんな子)いるいる、(そんなこと)あるある~と頷いてしまう事例で、
笑顔が絶えない2日間でした。
特に印象的だったのは、障がいを持つ子、その保護者との関わりを学ぶのが
学習が始まる前には大きな目的のひとつでしたが、障がいはその人の問題で
は全くなく、まわりの環境や大人の価値観そのものが障がいだと気づかされた
ことです。
そしてその環境を変えていく働きを担うのも、私達の仕事だということも。
まさに「パーソナル・サポート・サービス」の役割そのものです。
出前ゼミでは、多くの気づき、発見、あるあるを、それぞれが感じることができま
した。
近日中にスタッフでゼミの振り返りをして、せっかく気づいたこと、発見したこと等
をみんなで共有して、今後の相談や、生活に活かしていこうと思います。
お忙しいなか、講義を快く引き受けていただいた、二宮先生、また参加してくれた
各事業所のみなさんにこの場を借りて、お礼させていただきます。
確認の大切さ…
こんにちは!
えにぃ けいこ です。
釧路は 寒い毎日でしたが 最近ようやく釧路も 暑くなってきました。
といっても、昼で25℃位 なんですけどね。
でも、暑いです。
頭の中が!(-。-;)
今週は月・火と会議がありました。
その中で出た話しで感じたことなのですが…
相談を受けた時の会話の中で 何故だろう?とか どうしてそう思ったのかな?とか
感じる事が あると思うのですが…
そんな時 皆さんはその事を相談者の方に 直接聞けているでしょうか?
なんとな~く ”どうしてそう思ったの? という事を聞きそびれてしまったり、
きっと○○って事なのかな!?と自己判断してみたりってないでしょうか??
自分を振り返ると…あるんです!
でも それって 危ないですよね(^_^;)
自分でそうなんだろうと思っただけかもしれない気持ちを
あたかも相手の気持ちのように 作りあげていく危険が…
そうしない為に どうするか?
分からない時は相手に聞く!
分かったような気持ちのままにしない!
わかったようなは分かっていない事!
そんな当たり前の事が できていなかった事に またまた気づかされた一週間でした。
釧路市社会福祉協議会の研修会
こんにちは。
「あにき」です。今日は活動について触れてみたいと思います。
昨日、釧路市社会福祉協議会さんの居宅定例会議、研修会にお邪魔してきました。
以前にも、別の介護支援専門員さんの研修会にも参加させていただいており、そのときも
小さな5~6名程度のグループの中で、お互いの活動内容や、日々の業務の中で、なかなか
うまくいかないこと、ストレス発散法など、楽しく意見交換しました。
今回は研修会の中のグループワークに参加させていただいたのですが、初めてお会いする
方もおり、えにぃの業務内容を簡単に説明させていただき、その後で事例を通した意見交換
となりました。
50分の予定時間では、話し足りないぐらいでした。
今までにも何度かえにぃの活動、業務内容を(たどたどしくですが…)説明する機会がありまし
たが、一方的にどちらかが説明をしてしまうと、誤解を生んだまま相手に理解されてしまって、
お互いが間違った認識のままになるという「怖さ」を実感したことがあります。
パーソナル・サポート・サービスや、えにぃについても周知活動はとても大切で、いろいろな方に
知っていただきたい想いがある反面、大々的に一方的に周知活動をする「怖さ」も感じているため、
伝え方には慎重になっていることも事実だと思います。
今回も、伝えることの難しさ、またお互いを知る「楽しさ」を感じ取る良い機会となりました。
また機会があれば、ぜひ声をかけてください!次回はゆっくりお話したいです。
今後も、こういった活動もブログにて報告できれば…と思います。
カタい文章ですみません。「あにき」でした。